北京、鳥インフルエンザでヒト感染死か

【大紀元日本11月27日】北京の民間情報筋によると、鳥インフルエンザ感染に似た症状の男性患者が24日、北京安定門病院に運ばれた。男性は27日朝、北京中日友好病院に移送されたが間もなく死亡した。

情報によると、この男性の年齢は35歳前後、北京安定門内大街の方家胡同に住み、家では鳩を飼っていたという。男性は24日早朝に地壇公園で体操をしていた時に突然倒れ、付近の安定門病院に緊急入院した。病院側はこの男性を緊急肺炎と診断した後、中日友好病院に強制移転したという。

防疫関連部門はすでにこの男性の家から鳩を回収し、消毒などの処置を施した。また、男性の家族や男性が接触した人すべてに対して厳しい検査が行われた。

情報によると、病院側が家族に出した死亡診断書には急性肺炎と書かれ、当局はこの男性と関連ある人すべてに秘密を漏らさないよう厳重な警告を出したという。

現在北京市内はペットの鳩に対して大規模な免疫処置をとっている。今回の死亡に関する政府側の発表はまだない。

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