中国福建省:医療刑務所でエイズ集団感染
【大紀元日本11月16日】中国福建省の麻薬および向精神薬中毒者などを収監する医療刑務所で、エイズの集団感染が確認された。ラジオ自由アジア(RFA)が伝えた。
報道によれば、福州市儒江村にある福建医療刑務所で昨年から、収監者に発熱、リンパ腺の炎症などの症状が相次ぎ、所内の検査で少なくとも54人がエイズに感染したことが確認された。収監者の家族によれば、感染者は54人に留まらず、100人を超えている可能性があるという。
情報によると、エイズに感染した18人の収監者が先月20日、当件の調査担当者である福建省労働矯正局紀委書記・黄石庚(フゥアン・シゲン)氏に対して面会を求めたが、拒否された。また、病院側が病状の悪化で倒れた収監者たちの入院を拒否したことがきっかけとなり、刑務所内で自殺を図った者が出たという。刑務所側は大量の警察官を派遣し、不満を持つ収監者に対して、催涙弾および警棒による鎮圧を行った。18人のエイズ感染者が監禁されたという。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。