中国当局、ブッシュ大統領訪中のテロ情報を否定
【大紀元日本11月14日】中国外交部スポークスマン劉建超氏は、ブッシュ米大統領の訪中時(19日~21日)にイスラム過激派が四つ星以上のホテルにテロ攻撃を予定しているという警告を9日に発表したが、翌日に否定した。
北京の米大使館によると、米大使館は9日に中国公安部よりテロ攻撃の警告を受けたという。しかし、後に中国公安部から再び同情報の信憑性が薄いとの通知を受けたという。同日夕方、米大使館のホームページで同情報を撤回する知らせを掲載した。
一部のホテルは当社記者の取材に対して、中国公安部よりホテル内の保安強化の要求指示を受けたという。
劉氏によると、同情報はある匿名の外国人が捏造した事実が警察側の調査で分かった後、追跡調査を打ち切ったと話した。一部のホテルは中国公安部よりホテル内の保安強化の要求指示を確実に受けたという記者の追い詰めに、劉氏は中国外交部以外のソースは信用できないと表明、中国公安部はこれまでホテルにいかなるこのような警告を発表していないと主張した。
米国際宗教自由委員会は今年の8月14日から28日の訪中時に、イスラム過激派がテロを計画している可能性が高いと中国側から警告された。これに対して、国際宗教自由委員会マイケル・クロマティー主席は、警告はウソであるとし、目的は委員会が大陸での活動範囲を制限するためにでっち上げられたものだと話した。
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