ビルマ:アヘン生産量減少、農民は生活難に
【大紀元日本11月4日】国連統計によれば、ビルマのアヘン生産量は下降の一途をたどっている。しかし、国連麻薬問題を取り扱う職員は、農民にケシの栽培を止めさせるためには、他の収入源が必要と示唆した。VOAが伝えた。
国連麻薬および犯罪部門(以下、国連麻薬犯罪)は、年次調査報告で、ビルマのアヘン状況について、2014年までにアヘンを全面的に除去するための15ヵ年計画は順調に進められていると述べた。しかし、担当官は、強硬な反麻薬措置は人道的問題をもたらす可能性があると警告した。なぜなら、麻薬の生産を担うもっとも貧困な農民は収入が断ち切られることによって、生活難が生じるからだと話した。
ケシの栽培面積は25%減少
関連記事
[21日 ロイター] - 東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国カンボジアのプラク・ソコン副首相兼外相は21日、ASEAN特使として初めてミャンマーを訪問した。 23日まで滞在する予定で、初日は軍事政権トップのミンアウンフライン総司令官と会談した。 ASEANは、昨年4月の首脳会合で暴力の即時停止など5項目で合意したが、ミャンマーがこれを履行していないため、首脳会議からミンアウンフライン氏を締め出
ビルマ軍事クーデターにより権力を掌握した国軍が国を混乱に陥れた日から正確に1年を経た2月1日、カナダ、英国、米国がビルマに対して追加制裁を科したと発表した。
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は2日、ミャンマーからバングラデシュに逃れたロヒンギャ難民への支援として、日本政府が100万米ドル(約1.14億円)の緊急無償資金協力の実施を決定したと発表した。安全な水や医療などの
[10日 ロイター] - ミャンマー国軍が首都ネピドーに設置した特別法廷は10日、国家顧問兼外相だったアウン・サン・スー・チー氏に対して、無許可の無線機を保有していた罪などで禁固4年の判決を言い渡した。事情に詳しい関係者が明らかにした。 先月下された判決と合わせたスー・チー氏の刑期は6年となる。人権団体は判決内容について全くの事実無根で、政治的な見せしめだと強く批判している。 スー・チー氏は10件
今年12月10日の「人権デー」では、国際社会が「平等」に焦点を当てて社会を考察する。この日はまた、世界各国の軍隊や治安機関が人権保護における自身の役割を見直す良い機会ともなる。