広州市繁華街で爆発事件、数人負傷

【大紀元日本10月10日】中国南部の広東省広州市中心の繁華街で8日、自家製爆弾が爆発、数人が負傷した事件があった。中国共産党の十六期中央委員会第五回総会(五中総会)が北京で開催されている最中、南部要衝の広州市で起きたこの爆発事件は、広東省の上層部に大きな衝撃を与えた。中央社が伝えた。

爆発の現場は、市中心の海珠広場と広州ホテルの周辺にあった。広州ホテルの関係者によると、ホテルのある女性従業員が付近の芝生で清掃した際、物が入っている白いビニール袋を発見した。ビニールを開けたところ、突然爆発したという。女性と周りの数人が軽症を負った。

この爆発事件は、折しも北京で中国共産党の十六期五中総会が行われている最中に発生しただけに、政府関係者に大きな衝撃を与えたようだ。通報された後、大勢の警察官と専門家が現場に到着し、付近を閉鎖し調査を始めたという。

さらに、香港紙明報の報道によると、翌日9日に警察はバスに爆弾が仕掛けられたという通報を受けたという。警察が運行中のバスをスットプさせ、捜査をしたが、爆弾が発見されなかった。

警察側は、両事件の関連と動機について調べている。

関連記事
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]