香港、九評シンポジウム会場ドタキャン、カナダ議員ら記者会見を
【大紀元日本10月2日】香港で9月30日午後開催される予定の「中国の未来――『共産党についての九つの論評(以下、九評)』国際シンポジウム」は、開催4時間前ドタキャンされた事件があった。シンポジウムに参加されるカナダ国会議員らが、緊急記者会見を開いた。
開催側の香港大紀元時報のスポークスマン・呉雪児氏によると、今回のシンポジウムは、社説「九評」の刊行によって引き起こされた中国大陸の離党ブームと、中共が崩壊後の中国について討論するという。カナダ、台湾、米国と香港現地の多くの政治要人と知名な学者らが参加する予定。シンポジウムの開催が発表されてから、中共は会場提供者に圧力をかけ、妨害工作が絶えなかった。
呉氏によると、シンポジウム開催の前日に、会場提供者から会場が浸水したため、使用できない連絡を受け、他の会場へ移して欲しいと言われた。主催者は現場を視察し、翌日も問題なく使用できる結論に至ったが、ドタキャン事件が発生した。
シンポジウム開催4時間前に、主催者が参加者から、会場がキャンセルされた連絡を受けた。香港金鍾道88号に所在する会場コンラッド・ホンコン・ホテル(大紀元)
大紀元時報社説「九評」が、昨年11月に発表されて以来、大陸では中共が結党して80数年以来の最大規模の離党ブームが起きている。今現在、大紀元時報の離党声明登録ネット・サービスでは、既に460万人あまりの離党声明が発表されている。中共が離党ブームの動きは香港を経由して中国への拡大を恐れているようだ。
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