中国:天安門に軍車両などが集結、軍部内の対立の反映か
【大紀元日本9月1日】8月28日午後6時、数百台もの軍事車両や大砲(*)、大量の軍人が天安門広場に集結した。午後6時50分、警察は天安門広場にいる一般市民を退去させ始めた。市民らによると、このようなことは最近頻繁に見受けられ、十数日前にも同じことがあったという。形状からみると大砲は礼砲と判定されるが、典礼などの気配が見えない。
大量な軍事車両と軍人の数も含めて、今回の動きは大規模群衆衝突を鎮圧する軍部の訓練という分析もあるが、胡錦濤主席の訪米中、軍部内の対立が衝突に発展するなどの軍部内の緊急事情対応のための訓練という見方もできる。
情報筋によると、最近、軍隊内の核攻撃論者と民主化論者は激しく論戦しているという。核攻撃を主張する側の人数は多くないが、軍に対する支配権を持っている。彼らは、訪米中の胡錦濤国家主席に対する米国の態度は中国への侮辱であると思っており、米国を懲らしめるべきだと主張している。一方、反対派は米国の態度は人民解放軍の朱成虎少将の核攻撃発言を受け、中国を警戒し始めたことの現れだと反論している。核攻撃を主張する側は天安門広場で軍事活動を行い、反対派を牽制している。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。