中国地下教会:中共による弾圧が頻発
【大紀元日本8月25日】米国VOAの報道によると、過去20年間、中国社会におけるキリスト教の普及は非常に速く、中国政府の統制下にある教会で登録しているキリスト教徒は3500万人あまりいる一方で、政府に統制されていない未登録の、言わば「地下教会」(「家庭教会」ともいう)のメンバー数は8千万から1億人に上るという。中国共産党の支配を拒否する「地下教会」のメンバーらが長い間、党の残酷な迫害を受けてきた。
中国共産党は「三自愛国委員会」を通じて全国の宗教団体を統制し、これらの宗教団体の「長」の任命は党の認可が必要であり、現在、多くの宗教団体のトップが党員という皮肉な現状にある。党による宗教への不当な介入は、多くのプロテスタント教徒やカトリック教徒の反発を招き、党の統制下にある教会を拒否し、自ら「地下教会」や「家庭教会」を作り上げてきたため、長い間、党の残酷な迫害を受けてきた。
米国にある「対中国援助協会」(以下「援協会」)が8月17日に公開した情報によると、最近北京、河南、新疆、湖北、江西、福建などの各地で「地下教会」のキリスト教徒に対する弾圧が頻発しているという。
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