在日華僑・苗さん、依然日本に帰れず

【大紀元日本8月18日】東京練馬区在住の中国人女性・苗維栄さんは今年7月8日、北京に一時帰国中、国家安全局により「国家秘密漏洩罪」で逮捕された(*)。 8月6日に、苗女史は仮放免を取って仮釈放された。現在、北京の実家に戻ったが、パスポートや身分証明書が押収されたままで、依然日本に帰れない状況である。

新たな迫害を恐れ、苗さんの北京の家族は今、海外からの取材に応じていない。実家周辺の人の話によると、苗さんは非常に痩せたという。また、拘留期間中、受けた扱いに対しハンガーストライクで抗議していたという。 

また、帰りを待つ日本の家族も、苗さんの身を案じて不安な日々を送っている。

* 苗女史が逮捕された経緯(当ネット7月13日付きの報道):http://www.epochtimes.jp/jp/2005/07/html/d58520.html) 

関連記事
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]