中国:株式市場再び急落、投資者ら弔文を綴る
【大紀元日本7月5日】下落し続ける中国の株式市場は、またブラックフライデーを迎えた。先週金曜日の7月1日、上海証券指数は25.344ポイント下がり、1053.631の最低を記録した。深圳成分指数は31.507ポイントが下がった。株式市場が大幅に下落した事態を受け、投資者らは次第に怒りの矛先を政治に向け始めた。
中国共産党の創立記念日である7月1日、これまで三日間下がり続けてきた低値で、取引が再開された。この日、上海市場の出来高は61億人民元、深圳市場の出来高は11.8億人民元。
さらに今日、中国銀行業監督委員会(銀監会)は銀行業に緊急事態発生時の四つの対応策を発表した。①『銀行業金融事態対応策草案』を改定し更に充実させる ②対策本部の改善と情報管理の強化 ③緊急事態の応急措置の訓練 ④各種の予報システムの立ち上げなどの内容が盛り込まれている。
これが中国銀行業に到来する危機を見通した上で、当局が制定した対策かどうか、未だにコメントする学者はない。
株の再三の下落を受け、株投資者は絶望したようだ。投資者らはBBSでは徐々に怒りを政府に向け始め、その中に株式市場を弔う文章を綴った人もいる。
関連記事
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]