北京の線路が爆発物によって破壊される

【大紀元日本6月30日】6月19日、北京房山区磁家務村の線路橋で爆発が起こり、線路の一部が断線した。現在、警察は10万元の懸賞金を用意し、解決のための手がかりを求めている。警察によると、これは中共建国以来初の鉄道線路爆破事件であるという。

藤訊サイトは6月26日、次のように報道した。「爆発が起こった線路は60年代に建設されたもので、主として大安山炭坑からの石炭を運搬するのに使われており、毎日石炭を運ぶ列車が通過していた。19日の午後9時頃、一台の列車が磁家務線路橋を通過して10分も経ないうちに大きな轟音が鳴り響き、高さ10メートル近くの線路橋の東側のレール附近に幅1メートルの穴ができ、レールに30センチの亀裂が発生した。また、振動によって附近の民家のガラス3枚が割れた」。

事情通が明らかにしたところによると、これは中共の建政以来、北京市において鉄道線路が爆破された初の事件であるという。北京の鉄道公安局と房山公安分局は共同で懸賞に関する通告を出し、これを磁家務村の周囲に貼り出した。通告には次のように書かれている。「6月19日の夜、房山区河北鎮磁家務村の線路橋で爆破事件が発生した。公安機関に対し重要な解決の手がかりを提供した者には5万元~10万元の報奨金を与える」。現在、警察はこの事件の調査を強化しているところである。

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