新政策初日 上海の住宅価格が大幅に下落

【大紀元日本6月7日】中国不動産新政策の実施初日(6月1日)、上海における住宅取引価格の平均値は1平米に5,884元で、前日に比べて1平米に1,426元下落した。取引量も通常の半分~3分の1であり、市場においては様子見の空気が濃厚であった。

上海の不動産取引に関する政府の統計によると、6月1日に契約が成立した分譲住宅は約251件で、新政策実施前日の489件の約半分にすぎなかった。契約面積は24,594平方メートルで、前日の62,018平方メートルの半分に満たなかった。

大陸の不動産関係者は、当局が住宅市場の抑制策を取ったことで、上海の住宅価格は20%またはそれ以上下落する可能性があると推測する。復旦大学不動産研究センター副主任の華偉氏の見解によると、上海の住宅価格が再度下落する可能性は排除できないが、区分毎に分けて考える必要がある。低級市場が下落することはあり得ず、中級市場の構造は比較的合理的であり、高級市場は恐らく下落する。

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