法輪功トロント集会・創始者が脱党ブームを解く

【大紀元日本5月24日】法輪功創始者である李洪志氏は22日、カナダのトロント大学大ホールにて、外国人が中国に対して投資する原因、脱党ブーム、中共が法輪功を迫害する策略および中共時代における中国社会の不安要素などの諸問題について講演した。

同氏によると、目下多くの外国人が中国に投資しているが、その原因は中共が外資を導入するのが上手かったからではなく、また中国に特殊な資源があるからでもない。その根本的な原因とは、中国人が非常に勤勉であることである。ほかの民族の人たちはある程度のお金を儲けると働かなくなるのに対し、中国人は担当する仕事を最後までやり遂げる。この中国人の勤勉さがたくさんの投資者を引き寄せたが、中共はこれらの資金を法輪功への迫害に投入した。

同氏はまた、中国だけでなく世界中で起きている最近の脱党ブームと法輪功に対する迫害についても言及した。

ますます多くの人々が、法輪功が既に共産党から弾圧されるだけの受動的な立場から気勢を巻き返しており、法輪功の立場がよくなることを予見し、こぞって法輪功を支持する側に立つようになった。

中共が没落していく勢いは既に人々の目に明らかとなり、彼らは中共と一緒に破滅への道を辿らないよう、慎重に行動している。また、たくさんの共産党党員も中共の邪悪さを認識するようになり、こぞって脱党するのを見て、中共一味は戦々恐々としている。

法輪功に対する迫害と、これまでに中共が行ってきた歴史上の迫害が大きく異なる点は、これまでの迫害がすべて公開されているのに対し、法輪功迫害は裏でひそかに行われているところである。1999年7月の迫害当初、中共は天をも崩す勢いで法輪功学習者を撲滅しようとしていたが、それも失敗に終わった。

これまで数々の迫害を行い、姑息な手段を利用してきた中共は、弾圧を公開することで逆に民衆が弾圧される側を応援し、政府に反抗することを知っている。そのため、法輪功に対する迫害は、密かに行うという戦略に変えられたのである。表面上は平和的に見えるが、実際、迫害は常に行われている。

さらに、同氏は、中共一味を戦々恐々とさせる脱党ブームが中国社会の動乱につながるかどうかについて、次のように述べた。

神が必ず中共を滅ぼそうとしているのである。これまで神はいかなる民族および個人に対するコントロールを緩めたことは一度もない。かの巨大な共産党陣営も、神がそれを解体しようとしてから数ヶ月も経たないうちに崩壊したのである。神が、社会秩序が乱れないようにコントロールしている限り、社会が乱れることはない。

(トロント=記者・方涵)

関連記事
40年以上経った今でも活躍するF-16戦闘機は世界最高の多用途戦闘機の1つとして評価される。将来的には、ステルス機との対戦が課題となるがF-35やF-22戦闘機にはないF-16ならでは能力を持っている。
航空機の戦闘力を評価する際、速度や武装能力だけでなく、出撃生成率(SGR: Sortie Generation Rate)が重要な指標となる。SGRは航空機の運用効率を示し、高いSGRを持つ機体は、より頻繁な出撃と優れたパイロット訓練を可能にするため、総合的な戦闘力を大きく向上させる。
ナバロ氏は2016年よりアメリカと中国の関係に深く影響を与えてきました。トランプ氏はナバロ氏を貿易顧問に任命し、保護主義を強化した。ナバロ氏の著書『デス・バイ・チャイナ』は、トランプ政権の貿易政策の指針とされている。
中国は武器輸出を通じて地政学的影響力を拡大しているが、米国は、ウクライナへの武器輸出阻止や先端技術のアクセス制限を通じ、中国の軍需産業に圧力をかけている。世界の武器市場における競争は一層激化している。圧倒的な首位を維持する米国と、追い上げを図る中国。その行方を探る。
最近の中国共産党内での権力闘争が激化し、劉源が中央に絶望的な上書を送った。習近平への信頼が揺らぐ中、経済危機や政治的不安が拡大し、台湾問題への取り組みも失敗に終わる可能性が指摘されている。劉源は改革を提案し、党と国家の未来に警鐘を鳴らしている。