広州・新白雲空港で千人が足止め

【大紀元日本5月11日】広州・新白雲空港は5月5日、天候不良のため数時間の閉鎖を余儀なくされ、空港は大きな混乱に陥った。ホテル、レストランなどのサービスは深刻に不足し、空港のロビーで宿泊した乗客は千人を上回った。オープンしてから10ヶ月近くだが、食品と毛布などの確保は十分ではなかった。

『南方都市報』の報道によると、新空港は突然、激しい雹(ひょう)に見舞われ、20余りのフライト便が遅延。2、3千人以上の乗客の足に影響を及ぼしたという。

ある乗客は、翌朝の午前4時になってやっと食事と宿の手配がついたが、その日の午前7時のフライトに搭乗するため、むしろ空港に滞在することにした、と苦情を訴えた。

体調がすぐれず、熱を出したりする滞在客がいたが、薬の提供もままならなかった。空港のスタッフは、近くに大きな病院がないことをようやく認識した。

(香港=林於国・中央社)

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