マンハッタンで4千人が大型デモ「百万脱党」を応援

【大紀元日本4月24日】4月23日、全世界20余りの国家と地区から200余りの団体の4千人の民衆が、ニューヨーク市庁舎近くのFoley広場で大集会を行い、百万人の大陸の民衆の中共脱党応援した。その後、4千人の民衆はチャイナタウンで盛大なデモ行進を行った。午後2時間近く歩いて、マンハッタンの主要な大通りを通って、ニューヨークの中国領事館に到着した。そこで再度集会が行われ、全世界の華人が中国共産党に決別するよう呼びかけた。人権と民主に対する訴えを表明した。

冤罪で亡くなった8千万人の魂に哀悼

デモ行進前の集会では、マサチューセッツ工科大学博士の魏鵬飛氏と、「遠華事件の内幕」という本の作者である有名な作家・盛雪女史が司会し、10数名の有名な中国と西洋の学者及び人権活動家が演説した。

集会の初めに全員1分間黙祷を奉げた。中国共産党に殺され冤罪で亡くなった8千万人の魂に、哀悼の意を表わした。盛雪女史は前置きの中で、「中国人民が(中国共産党に)酷使、圧迫される日々を終わらせたい。中国人民が自由に考え、自由に呼吸し、恐怖を抜け出す日がやって来なければならず、その日は今日から始まる」と話した。

中国自由民主党の主席倪玉賢氏は「中国共産党の邪悪な政権は暴力と嘘によって維持されている。8千万の同胞を殺害した。人類の心に対する損害は歴史上のいかなる政党をも追い越し、ナチスをも追い越した」と語った。さらに倪氏は「人々の目覚めと参与によって、中国共産党を最も速いスピードで崩壊させ、できるだけ早く中国共産党の政権を歴史の舞台から離れさせることができる」と言った。

中国共産党の罪を追及

中国平和団体の主席である唐柏橋氏は次のように表明した。「中国の民衆は絶えず中国共産党の罪を寛大に許してきた。しかし中国は絶えず残虐に人々の幻想を打ち破った。中国共産党が1999年に発動した法輪功学習者に対する弾圧は、全体の国民と和解できる最後の機会を失わせた。社会の発展は正義の拡大によるもので、原則なしの寛容は中国共産党にいっそうしたい放題をさせることしかできない」と指摘した。唐氏は「全体の国民が責任を求める運動を発足させ、中国共産党の罪悪の責任を追及して、中国共産党を正義の審判台に送るよう」呼びかけた。

有名な政治評論家凌鋒氏は「脱党させた後の次の段階は、お金を返してもらう活動を起こし、中国共産党が民衆を迫害する経済的土台を失わせるよう」にしていくことだと話した。

「中国事務」の編集主幹・伍凡氏、パンアメリカンキャピタル副会長兼CEOである草庵居士氏、大学教授・謝田先生、明居正教授が共に「中国自由な衛星計画」を発足させ、全世界の華人が寄付によって衛星を買い、新唐人テレビ局を助けて、自由な情報を中国に伝え、中国共産党の封鎖を打ち破るよう呼びかけた。

デモ行列は数マイル延々と続く

その後、デモ行進はチャンナータウンを通り抜け、2路線に分かれて行進した。中国領事館に到着した後引き続き集会を行った。青い背景に金色の中・英文文字を書かれた「百万人脱党グローバル応援デモ」の大型横断幕が先導し、安徽、広東、新疆、北京、四川、浙江、山東、江西、北京などの省と市からの華人と、フランス、カナダ、ニュージーランド、ポーランド、イスラエル、ルーマニア、ドイツ、スペイン、台湾など20余りの国家と地区の民衆が、各地区の名称を書いたプラカードを持って付き従った。デモ行列は数マイル延々と続いた。

主催者の紹介によると、今回の集会とデモ行進の許可申請が出された時、警察側は参加人数が多すぎるため懸念が表明されていたが、最終的にはニューヨーク市長が表に立って許可を決定してくれたとのことである。

中国の有名な学校、北京大学、清華大学、復旦大学、4つの交通大学などと共に、皆学友脱党連合会を創立して、土曜日の集会に参加した。全国数十の医科大学の代表者と医学の従事者もチームを作って参加した。今回の活動を共に始めた中国大赦、中国反政治迫害同盟、中国共和党、中国海外民主運動連合会等200余りの団体の代表は、それぞれ特色を持つ横断幕とスローガンを打ち出して、デモ行進の主体を構成した。

大紀元シリーズ社説「共産党を九回論評する」の模型、ピクチャー、横断幕は、百万民衆の脱党を直接もたらした大著《九評》の見出しと表紙を高らかに掲示した。行列の最後尾の3台のトラックの荷台の上では、中国共産党の毎回の政治運動の中で迫害された中国民衆の真相が実演された(反右派、文革、六四天安門事件と法輪功迫害等)。

デモ行進の人々はいろいろな横断幕を掲げて、彼らの表したい情報を伝えていた。海外の華人が自発的にこのような大規模な活動を行うのは今回が初めてである。横断幕は民衆の訴えを表した。内容の一部は次の通りである―共産党がなくなってから初めて新しい中国がある、中共は中国ではない、私に中華を返し私に自由を返す、共産主義歴史上で最も人を搾取する邪教、心は分かる目は明るい中共のスケープゴートにならない、百万華人は中共邪党に決別、中共党校の幹部は脱党せよ、神様が中共を絶滅させ脱党すれば平安を守る―など。

中国領事館の前で再び集会を行い 脱党を呼びかけた

デモ行進の人々はチャイナタウンを通って、ブロードウェイに沿って市の中心の連合広場に着き、その後六大道を通って、タイムズ・スクエアに着き、最後に中国領事館に到着した。道中のスローガンは「CCP、 Shame on you!」、「脱党! 脱党! 脱党!」、「独断を破算させ! 中共を審判する!民主を実現! 人権を保障する!」であった。チャイナタウンのほとんどの華人が足を止めて、デモ行進を観覧した。一部分の人は中国語を受け入れた。一部分の道端の露店商人と通行人は、「あなた達の権利のため、頑張れ!」と叫んだ。そしてデモ行進の民衆と一緒に英文のスローガンを叫んだ。

大紀元時報は今回の活動のために、わざわざ20万部の号外を印刷して、全世界の脱党情勢と各地の民衆の応援を特集して紹介した。その上、10万部の中・英文の九評の新聞を印刷した。当日すべてが配られた。

中国領事館前の集会は3千人近く集まった。いろんな知名人が発言し、脱党を呼びかけた。

全世界の多数の地区でも同じテーマのデモ行進が同時に行われ、脱党する大陸の民衆を応援した。脱党する総計人数は現在すでに115万人にまで達した。

(記者・葉書行)

関連記事
40年以上経った今でも活躍するF-16戦闘機は世界最高の多用途戦闘機の1つとして評価される。将来的には、ステルス機との対戦が課題となるがF-35やF-22戦闘機にはないF-16ならでは能力を持っている。
航空機の戦闘力を評価する際、速度や武装能力だけでなく、出撃生成率(SGR: Sortie Generation Rate)が重要な指標となる。SGRは航空機の運用効率を示し、高いSGRを持つ機体は、より頻繁な出撃と優れたパイロット訓練を可能にするため、総合的な戦闘力を大きく向上させる。
ナバロ氏は2016年よりアメリカと中国の関係に深く影響を与えてきました。トランプ氏はナバロ氏を貿易顧問に任命し、保護主義を強化した。ナバロ氏の著書『デス・バイ・チャイナ』は、トランプ政権の貿易政策の指針とされている。
中国は武器輸出を通じて地政学的影響力を拡大しているが、米国は、ウクライナへの武器輸出阻止や先端技術のアクセス制限を通じ、中国の軍需産業に圧力をかけている。世界の武器市場における競争は一層激化している。圧倒的な首位を維持する米国と、追い上げを図る中国。その行方を探る。
最近の中国共産党内での権力闘争が激化し、劉源が中央に絶望的な上書を送った。習近平への信頼が揺らぐ中、経済危機や政治的不安が拡大し、台湾問題への取り組みも失敗に終わる可能性が指摘されている。劉源は改革を提案し、党と国家の未来に警鐘を鳴らしている。