2026年9月30日、サウジアラビアに緊急着陸した飛行機の乗客は、最終的に別の飛行機に乗り換えてイスラエルのベン・グリオン空港に到着した。(Jack GUEZ / AFP)

イスラエル便 副操縦士が機長刺し墜落寸前 重傷機長が力振り絞りドア解錠

ドバイからイスラエルに向かっていたフライドバイ(flydubai)の旅客機内で9月30日、副操縦士が機長を刃物で刺した事件が起きた。イスラエル当局者によると、オマーン国籍の副操縦士がインド国籍の機長を刺し、機体を墜落させようとした疑いがある。重傷を負った機長は操縦室のドアを解錠。駆けつけた乗客らが副操縦士を取り押さえた。機体はサウジアラビアに緊急着陸し、乗客は全員無事だった。イスラエル側はテロ未遂との見方を示しているが、フライドバイは動機について調査中としている。

事件が起きたのは、ボーイング737型機で運航していたFZ1073便。イスラエルのネタニヤフ首相によると、搭乗者は174人で、大半がイスラエル人だった。

ネタニヤフ首相は30日に動画声明を発表し、今回の事件を「極めて深刻な安全保障上の事件」と表現した。首相によると、機体がイスラエル領空に近づいた際、操縦士の一人がもう一人を刺し、乗客を乗せたまま機体を墜落させようとした。

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