サツマイモ、豆類、そばなどの炭水化物を含む食品には、炎症を抑える働きがあります
炎症を抑える炭水化物とは 食物繊維とレジスタントスターチの働き
栄養に関する根強い誤解の一つに、「炭水化物は本質的に炎症を引き起こす」というものがあります。しかし、それだけでは真実のすべてを捉えていません。
サツマイモ、豆類、そば。これらの栄養豊富な食品は、いずれも炭水化物の供給源とされています。加工をほとんど施していない食品に含まれる炭水化物は、実際には炎症を抑えることがあります。
その理由は、二つの仕組みで説明できます。重要な理由の一つは、食物繊維が含まれていることです。食物繊維の摂取量が多いほど、慢性的な炎症性疾患のリスクが低いという関連が示されています。その一因は、食物繊維が腸内細菌叢(腸内にすむ多種多様な微生物の集まり)をより健康な状態に保ち、全身の炎症を抑える可能性があることです。
関連記事
辛い食べ物は、体にどんな影響を与えるのでしょうか。唐辛子や生姜、黒コショウに含まれる成分の働きと、中医学の考え方、安全に楽しむためのポイントを紹介します
豆類を食べるとお腹が張る、ガスが気になる。それは抗栄養成分が原因かもしれません。浸水、発芽、発酵など5つの調理法で栄養吸収率を高め、消化しやすい豆料理を楽しみましょう
プルーンが宇宙研究にも使われている? お菓子作りでの意外な活用法から、栽培の歴史まで。思わず誰かに話したくなる5つの豆知識を紹介します。
風邪やインフルエンザが気になる季節。身近なニンニクや蜂蜜、唐辛子には、体の健康を支えるさまざまな働きがあります。食材の特徴と、今から始めたい生活習慣を紹介します
CPAPが使えない睡眠時無呼吸症候群に「舌下神経刺激(気道のペースメーカー)」という選択肢?あご下に埋め込んだ装置が電気パルスで舌を動かし、気道閉塞を防ぐ革新的治療を解説。適用条件や手術の流れ、減量や筋トレを組み合わせた個別の克服法に迫ります。