グリーンランドサメは現在知られている最長寿の脊椎動物で、寿命は数百年に達し得ます。最新の研究では、高齢のグリーンランドサメの網膜がなお完全に保たれており、人間の目の老化を調べる新たな手がかりを示します。(Shutterstock)

200歳のサメの目はなぜ衰えないのか 人類の目の老化研究への手がかり

人の目は数十年使うと老化し始めます。では、200年使っても網膜がなお完全に保たれている目があるとしたらどうでしょうか。科学者たちは、まさにそのような目を見つけました。

カリフォルニア大学アーバイン校の博士課程学生エミリー・トム氏は、200歳のグリーンランドサメの目を調べ、高齢にもかかわらず網膜の各層がなお完全で、明らかな退化の兆候が見当たらないことを発見しました。暗闇で光を感じる視覚系も、なお機能していました。

この目は、なぜこれほど長い歳月に耐えられたのでしょうか。答えが見つかれば、人間の目ももう少し遅く老いることができるでしょうか。

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