米国がイランの港湾を封鎖する中、中国の「ティーポット」製油所で原油供給がひっ迫している。写真は湖北省武漢市にある石油化学製油所(AFP)

米国 イランの資金網を徹底遮断へ リヤルは過去最安値

ベッセント米財務長官は24日、「経済的孤立作戦」の開始を発表し、イランの国際的な資金網を徹底的に遮断する方針を示した。イランの資金洗浄を支援するいかなる機関も、ドル決済網から排除される可能性があると警告した。制裁が強化される中、イラン通貨リヤルは対ドルで200万リヤルを割り込み、過去最安値を更新した。国内の経済危機は一段と深刻化している。

ベッセント氏は今回の作戦を、第二次世界大戦中の「ノルマンディー上陸作戦」になぞらえた。同じ精神のもと、アメリカはイランの世界的な金融ネットワークに対し、大規模な経済攻勢を開始すると説明した。

ベッセント氏によると、財務省はイランによる原油密輸や制裁逃れを支える協力者やネットワークを詳細に特定した。アメリカは今後、革命防衛隊やイラン政権につながるあらゆる資金源を遮断する方針だ。また各国に対し、イランとの金融・商業関係を断つよう警告した。

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