休むことに罪悪感を覚える人へ 人生を味わうための7つの習慣
どの社会にも、その時代を象徴する理想像があります。アメリカでは、ほとんど何よりも「生産性」が重視されています。最も多くの収益を上げる人、最高の成績を残す人、あるいは誰よりも長時間働き続けられる人が英雄とされます。この価値観は当たり前のように思えるかもしれませんが、決して昔からそうだったわけではありません。時代や文化によって、人々が大切にしてきた価値観はさまざまでした。例えば、子孫繁栄、忠誠心、勇敢さ、強さなどは、その代表的なものです。
生産性を重視する文化には、多くの利点があります。過去200年間で物質的な豊かさや生活水準が飛躍的に向上した背景には、このような価値観が大きく関わっていると言えるでしょう。私は、その成果を称賛しながらも、一方でそれが人間の心や生き方にゆがみをもたらしてきたことにも目を向けるべきだと考えています。
自分自身を「生産的な仕事をする経済的な存在」としてしか見なくなると、それ以外の価値を認識することが難しくなります。しかし、私たちは「どれだけの成果を出したか」だけで決まる存在ではありません。むしろ、生きていて、人生を体験しているということ自体が祝福すべきことなのです。多くの人は、人生は生きるためにあるという本質を見失っています。そして、生きるということは、立ち止まり、休み、余韻を味わい、周囲の世界に目を向けることでもあります。
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