(大紀元、Shutterstock)

多言語を話す人の脳は若い? 最大13歳差を示した新研究

複数の言語を話す人の脳は、実年齢よりも何年も若い状態にある可能性があります。新たな研究によると、その差は最大で13年にも及ぶことが分かりました。

この研究結果は、2026年に開催された欧州神経科学学会連合フォーラムで発表されました。話せる言語の数が多いほど、脳はより若い状態に見えることが示されています。

今回の研究結果は、生涯にわたって複数の言語を使うことが「認知予備力(加齢や病気による脳の変化に対抗する脳の余力)」を高め、加齢に伴う脳の衰えに対する抵抗力を維持する可能性があることを示す神経科学研究の蓄積と一致していると、研究には関与していないアリゾナ大学医学部の神経学臨床教授であり、BrainSavers Inc.の最高医療責任者を務めるポール・E・ベンドハイム博士はエポックタイムズに語りました。BrainSavers Inc.は、アルツハイマー病のリスクがある健康な高齢者を対象に教育や指導を行っている企業です。

▶ 続きを読む
関連記事
記憶力の変化は、何歳ごろから現れるのでしょうか。新たな脳画像研究では、50代と20代の記憶テストの成績に違いが見られました。中年期の脳で何が起きているのかを探ります
更年期に減少する女性ホルモンは、脳の働きにも関係しています。なぜ女性にアルツハイマー病が多いのか。研究で見えてきた脳の変化と、ホルモン療法の可能性を紹介します。
食べる量が同じでも、「いつ食べるか」で脳の働きが変わるかもしれません。47人の女性を追跡した研究で、早い時間帯に食事を済ませるグループだけに認知機能の改善が見られました
よくあるラクナ梗塞は、血管の詰まりだけでは説明できない可能性があります。血管壁の異常に注目した研究を紹介します
非利き手で歯磨きや文字書きをすると、脳はいつもより働きます。集中力と神経可塑性を高める小さな習慣を紹介します