日米韓の制服組トップ ワシントンで結束確認 北朝鮮の核・ミサイルに「多領域協力」で対抗
日米韓の制服組トップがワシントンで会合し、北朝鮮の核・ミサイル脅威に備えて協力を強める方針で一致した。マルチドメイン訓練(戦闘能力を統合的に行使するための訓練)を毎年行うことや、2027年に日本で実施することも決まり、政権が変わっても続く安保連携の強さを示した。
日米韓3か国の制服組トップが7月15日、アメリカ首都ワシントンに一堂に会した。北朝鮮の核・ミサイル開発が加速する中、3か国の軍事協力の「モメンタム(勢い)」をいかに維持するか……。第23回日米韓参謀総長等会議(Tri-CHOD)で3氏が出した答えは、共同訓練の継続と、来年の日本開催だった。
防衛省統合幕僚監部が7月16日に発表した共同声明によると、会議には内倉浩昭統合幕僚長(空将)、米統合参謀本部のダニエル・ケイン議長(大将)、韓国合同参謀本部のチン・ヨンスン議長(大将)が出席。在韓米軍のゼイビア・ブランソン司令官、在日米軍のスティーブン・ジョスト司令官、米太平洋軍のジョージ・ラウル副司令官も同席し、アメリカ軍の主要指揮官が顔をそろえる異例の布陣となった。
関連記事
米国防総省の「軍事基地90日間独立計画」は世界大戦の兆候なのか。本記事では、サイバー攻撃等のインフラ脅威に備える現実的な国防戦略の背景を解説し、過剰な戦争の憶測の誤りを指摘する
宇宙の安全保障への懸念が高まる中、防衛省は小型ロケットの開発に向け、民間企業から研究提案を募集。宇宙空間にある日本の衛星が中国やロシアの「キラー衛星」に攻撃されたり、故障したりした際に、代替衛星を迅速に打ち上げられるようにすることが狙いだ
現代戦争の最先端の技術が現れるウクライナで、ロシアの時速600キロメートルを超えるジェット無人機に対し、AI制御の自動機銃塔という強力な防空装備が現れた
小泉防衛相は29日、フィリピンで開かれた第13回拡大ASEAN国防相会議(ADMMプラス)への出席後、記者団の取材に対し、中国共産党の国防部長・董軍との会談が実現しなかったことについて「残念に思っている」と語った
小泉進次郎防衛相とヘグセス米国防長官は10月28日、フィリピン中部セブで会談し、複数の分野での協力強化で一致した