巨額貿易黒字の中国に各国が防壁 日本 対中デリスキング加速へ
米外交専門誌フォーリン・アフェアーズは7月、エンリコ・ファルデッラ、セルゲイ・ラドチェンコ両氏の共同論文「中国は自国の台頭を可能にする世界を破壊している(China Is Sabotaging the World That Enables Its Rise)」を掲載した。
同論文は、中国の繁栄が依然として西側主導の開放的な国際秩序に依存しているにもかかわらず、中国共産党(中共)がその秩序の弱体化を図っており、秩序を掘り崩すほど自らの繁栄の基盤を損なうリスクが高まると指摘。また中共が産業支配の拡大を追求するほど各国の保護主義と経済分断を促し、警告を無視すれば破壊的な貿易戦争を招いて「国家の復興」の夢も潰えると警告している。
中国税関総署が1月14日に発表した2025年の貿易統計によると、貿易黒字は1兆1890億ドルと過去最大となり、初めて1兆ドルを突破した。時事通信によると、対米輸出が20.0%減少する一方、輸出全体は前年比5.5%増となり、東南アジア諸国連合(ASEAN)やアフリカ向けが大きく伸びた。輸入は国内の景気冷え込みもあり横ばいにとどまった。
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