2026年6月30日、燃料危機が深刻化する中、モスクワ市民はロスネフチのガソリンスタンドに給油のため列を作った(アレクサンダー・ネメノフ/AFP通信/ゲッティイメージズ)

ロシアの燃料危機が深刻化 国民の不満高まる

ロシアの穀倉地帯では、農民らが作物を収穫できないのではないかと懸念している。ウクライナの無人機がロシアの製油所や石油貯蔵施設を攻撃したことで燃料危機が発生し、市民の日常生活に影響が広がっている。

2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻は、現在5年目に入っている。ウクライナ側がロシアのエネルギーインフラへの攻撃を強め、和平交渉に向けてロシア側に圧力をかける中、その被害により、石油資源が豊富なロシアは燃料供給の逼迫に直面している。多くの地域で制限措置が実施され、国民の不満も日増しに高まっている。

ロイター通信によると、こうした状況の下で、ロシア人が日々関心を寄せ、情報を交換しているのは、どのガソリンスタンドに燃料があるのか、どこの列が比較的短いのかということだ。燃料不足をめぐって人々のいら立ちも高まっており、SNS上の動画には、長時間の給油待ちにしびれを切らした運転手らが小競り合いを起こす様子も映っている

▶ 続きを読む
関連記事
EUのフォンデアライエン欧州委員長は、ロシアとベラルーシによる移民の「武器化」に危機感を表明。域外国境の警備強化に向け、欧州緊急対応枠組みを提案する方針を示した
フランスで大規模な暴動が発生し、数千の店舗が被害を受けた。フランス政府は24日、パリ周辺に兵力を大幅に増派する […]
フランスで大規模な暴動が発生し、リールのアップルストアが略奪被害に。盗まれたiPhoneやパソコンは遠隔ロックされていた
ノルウェーの軍事演習で、中国製スマートカーが兵士の行動や軍事施設の暗証番号を録画していたことが発覚。情報流出への懸念が広がり、ポーランドや米国などが規制を強化している。専門家はデータ収集や遠隔操作のリスクを警告
欧州で拡大する激しい暴動と、世界で加速する国境の形骸化。一見無関係に見える「街頭での暴力」と「グローバリズム」の裏に潜む計画的な破壊工作とは?ニュースの表面からは見えない社会危機の構造を解き明かす