(2010年7月20日、インドネシア・ジャカルタのコーヒー店で販売されていたジャコウネココーヒー。(Romeo Gacad, AFP via Getty Images))

世界で最も高価なコーヒー その原料はなんと猫の糞?

インドネシアで生産される「コピ・ルアク」は、世界で最も高価なコーヒーとして知られています。コーヒー豆1kg当たりの価格は1000ドルを超えることもあります。このコーヒーは生産量が非常に少ないため、お金があっても必ず購入できるとは限りません。たとえ手に入れたとしても、飲むのをためらう人もいるかもしれません。なぜなら、その原料は猫の糞だからです。そのため、「猫の糞コーヒー」とも呼ばれています。

 

コピ・ルアクの生産にはジャコウネコが関わっています。具体的には、南アジアおよび東南アジアに生息する「アジアパームシベット(日本ではジャコウネコの一種として知られる動物)」です。アジアパームシベットはコーヒーの果実を食べた後、消化されなかったコーヒー豆を排泄します。人々はその豆を回収して洗浄し、独特の風味を持つジャコウネココーヒーへと加工します。

100年以上前、人々は野生のアジアパームシベットが排泄した未消化のコーヒー豆からコーヒーを淹れられることを発見しました。その後、コピ・ルアク産業は急速に発展しました。現在では、コーヒー豆1kgが1000ドル、あるいはそれ以上で取引されています。

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