台湾の著名なオープンソース・インテリジェンス(OSINT)研究者の温約瑟(Joseph Wen)氏が、中共の新疆にある対艦装備試験場を観察した際、中共軍が5月中旬に「アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦」の立体標的を完成させていたことを発見した。写真は2019年に米軍が実施したミサイル防衛システムの試験(Missile Defense Agency)

なぜ中共はアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦の模型を建造しているのか

台湾の著名なOSINT(Open Source Intelligence)研究者の温約瑟氏が、中国新疆にある対艦装備試験場を観察した際、中国共産党(中共)軍が5月中旬に「アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦」の立体標的を完成させていたことを発見した。

温氏は、これは中共軍が台湾周辺海域への侵擾に加え、対艦装備の試験も強化していることを示しており、その目的は米国の第一列島線における軍事展開への対抗および威嚇にあるとの見方を示している。

温約瑟氏は6月19日頃に投稿したSNSの記事で、中共が新たに建造した米軍艦模型を標的として対艦装備の試験を強化している情報を公開した。同氏は投稿の中で、台湾国家安全会議の呉釗燮秘書長が5月末以降、中共の艦船が台湾海峡周辺で活動する動態を順次公開してきたことに触れた。そのうえで温氏は、中共が新疆のシャプレクにある対艦装備試験場に「アーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦」の標的を建造し、対艦兵器の試験を行っていることが判明したと指摘した。

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