2026年5月15日、北京・中南海での会談の場で撮影されたトランプ米大統領(Evan Vucci-Pool/Getty Images)

習近平が高市首相と台湾総統を批判 トランプ氏は同調せず擁護

報道によると、消息筋の話として、米中首脳会談でトランプ米大統領が高市早苗首相を強く擁護していたことが分かった。当時、習近平は高市氏が日本の「軍事化」を推進していると声を荒げたが、トランプ氏は同調せず、逆に高市首相を弁護し、指導力のあるリーダーだと称賛した。

首脳会談終了後、トランプ氏は帰国途中にも直ちに高市氏へ電話をかけた。高市氏は、双方が通話の中で「揺るぎない」日米同盟関係を改めて確認したと述べた。

各種報道機関によると、米中首脳会談で習近平は日本が防衛予算を増額していることについて、「再軍事化」に向かっていると批判し、さらに高市早苗首相と台湾の頼清徳総統を名指しし、両者が「地域の平和を脅かしている」と主張したうえで、トランプ氏に対し、彼らを支持しないよう求めた。

トランプ氏はその場で習近平に同調せず、逆に高市氏を称賛し、指導力を備えたリーダーだと語った。また、北朝鮮の脅威が高まり続ける中、日本がより積極的な防衛政策を取る必要があるとも述べた。

消息筋は、これが2日間の会談の中で「最も緊迫した」場面だったという。さらに米政府関係者を驚かせたのは、日本に関する事柄がもともと首脳会談前の米中協議における重点議題ではなかったことである。

会談終了後、トランプ氏は直ちにエアフォースワンの機内から高市氏に電話をかけ、会談の内容について詳しく説明した。高市氏は、双方が通話の中で「揺るぎない」日米同盟を改めて確認し、自身もトランプ氏の対応に感謝を表明したと述べた。

最近、高市政権は防衛政策を大幅に調整し、防衛費をGDP比2%へ引き上げる目標を継続的に推進すると同時に、殺傷能力を持つ防衛装備品の輸出規制も緩和している。

これに対し、中共側は強い不満を示し、日本が「新軍国主義」へ向かっていると批判している。しかし、木原稔官房長官は、中共側の非難は「まったく根拠がない」と反論している。

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