心臓外科医が警告する「寿命を縮める5つの食品」

25年以上の臨床経験を持つアメリカの心臓外科医でありインフルエンサーでもある医師が、寿命を縮めることが証明されている5種類の食品について警告し、できるだけ控えるべきだと述べました。

ジェレミー・ロンドン(Jeremy London)氏という著名な心血管外科医は、SNSやインタビューを通じて健康に関するアドバイスや知識を頻繁に発信しています。彼がYouTubeで運営しているチャンネルには、39万人の登録者がいます。

彼は最近公開したショート動画の中で、人々は寿命を縮める5種類の食品を避けるべきだと述べました。その食品とは、超加工食品、加糖飲料、過剰な飽和脂肪、加工肉類、そしてアルコールです。

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超加工食品

ロンドン氏によると、超加工食品とは工業的に生産されたブランド食品であり、その成分の多くは利便性と利益を最大化するために工業専用として使用されるものだといいます。言い換えれば、あなたの祖母が台所で使わないような原料、例えば水素添加油脂、加工デンプン、人工香料などです。

味や利便性を高め、保存期間を延ばすために作られたこうした包装食品は、店の棚にあふれています。例えば、清涼飲料水、ポテトチップスを含む塩味スナック、インスタント食品などです。

彼は、超加工食品の摂取量が10%増えるごとに、死亡リスクも10%増加すると述べています。

最近発表された研究では、超加工食品を大量に摂取すると、脳の注意力に悪影響を及ぼし、認知症のリスクを高めることも分かっています。

超加工食品のイメージ図(Shutterstock)

 

加糖飲料

ロンドン氏は、加糖飲料も超加工食品に分類されると述べています。炭酸飲料、甘いお茶、フルーツ飲料、エナジードリンクなど、人々にとって身近な飲み物ですが、これらは心臓病や糖尿病などの疾患と直接関係しており、死亡率も高めます。

彼によれば、こうした飲料は体内の血糖値を安定させる能力に影響を与えるほか、インスリン抵抗性を引き起こし、脂肪を肝臓に蓄積させて「非アルコール性脂肪肝」を招くといいます。

また、人体は固形の糖と、加糖飲料に含まれる液体の糖を異なる形で摂取します。人は加糖飲料を飲んでも満腹感を得にくいため、一日中飲み続けても気づかないうちに過剰摂取してしまうのです。
 

飽和脂肪

ロンドン氏は、すべての飽和脂肪が悪いわけではなく、人体には一定量が必要だと述べています。しかし、その摂取量は総カロリー摂取量の10~12%を超えるべきではありません。これを超えると、死亡リスクが著しく高まるとしています。

飽和脂肪は、赤身肉(脂肪分の多い肉)、バター、高脂肪乳製品などに含まれています。
 

加工肉類

WHO(世界保健機関)は、加工肉類を「塩漬け、熟成、発酵、燻製、その他の加工によって風味を高めたり保存性を向上させたりした肉類」と定義しています。多くの加工肉類には豚肉や牛肉が使われていますが、他の赤身肉、家禽類、内臓、あるいは血液などの肉副産物が含まれる場合もあります。

加工肉類の例としては、ホットドッグ、ハム、ソーセージ、コンビーフ、ビーフジャーキー、缶詰肉、肉加工食品、ソース類などがあります。これらの食品の多くには、人体に有害で発がん性の可能性がある硝酸塩が含まれています。

ロンドン氏は、加工肉類を毎日50グラム多く食べるごとに、死亡リスクがおよそ15%増加すると述べています。

ソーセージは加工肉類の一つです(Shutterstock)

 

アルコール

ロンドン氏によると、最近の研究データでは「安全な飲酒量」というものは存在しないことが示されています。加工肉類と同様に、アルコール摂取はがんの発症と直接関係しています。

アルコールは体内のあらゆる細胞に対して毒性を持ち、寿命を縮めます。また、睡眠や代謝にも影響し、血圧管理にも悪影響を及ぼします。血圧は心血管疾患の直接的なリスク要因の一つです。

最後にロンドン氏は、寿命を延ばすのに役立つ3種類の食品として、低脂肪の植物性タンパク質、食物繊維と野菜・果物、一価不飽和脂肪(アボカド、オリーブオイル、ナッツ)を挙げました。これらを積極的に摂取することは健康に有益です。

(翻訳編集 解問)
 

陳俊村