ドナルド・トランプ大統領は2026年5月6日、ホワイトハウスのイーストルームで演説を行った(Anna Moneymaker/Getty Images)

米イラン停戦は「延命措置状態」 トランプ氏発言

トランプ米大統領は月曜日、数週間にわたるイランとの停戦が危機に瀕していると述べ、テヘラン側から提出された提案を拒否するとともに、さらなる米軍による攻撃の可能性を示唆した。

ホワイトハウスでの別件のイベントにおいて、停戦がまだ維持されているかと問われた大統領は、それは「延命措置(ライフサポート)状態」であり、「信じられないほど脆弱だ」と語った。これは、先週末にテヘラン側が紛争終結に向けた提案を提出したことを受けたものだが、トランプ氏は以前からSNS上でこの提案を批判していた。

「彼らが送ってきたあのゴミのような文書を読んだ後では、今や(停戦は)最弱の状態だと言わざるを得ない」とトランプ氏は述べた。「最後まで読みもしなかった」

▶ 続きを読む
関連記事
米中間選挙後、米国とイスラエルがイランへの大規模攻撃を再開する可能性が浮上。72時間の集中攻撃やナタンズ近郊の地下核施設が焦点となる中、イランは周辺国との外交交渉を進める一方、ホルムズ海峡封鎖やミサイル攻撃を切り札としている
米露中首脳会談の背景やウクライナ和平の現実、そして身勝手なダブルスタンダードを続けるヨーロッパに対するトランプ政権の冷徹な現実主義を解説した論考
米メディアによると、米軍はトランプ大統領の命令を受ければ、最短96時間以内にイランへの新たな攻撃を開始できる態勢を整えている。攻撃案には従来の軍事施設に加え、エネルギー関連施設も含まれるという
2026年の中間選挙を前に、米軍のイラン空爆や物価高騰が有権者の投票行動にどう影響しているのか。激変する世論の動向や共和党・民主党の攻防を、多様な有権者の声とともに伝える
イスラエルのネタニヤフ首相は、イラン政権打倒をめぐりトランプ大統領と協議していると明らかにした。イラン南東部では武装攻撃が相次ぎ、経済悪化も続いている