幼児教育の研究では、人生の最初の数年間に経験する「見たり、聞いたり、触れたりする体験」が、考える力や感情の発達に大きく影響すると言われている。(Shutterstock)

学校に入る前から始まる、子どもの本当の教育

教育はいつ始まるのでしょうか。子どもが初めて幼稚園に行ったときでしょうか。それとも初めて本を読んだときや、深い質問をしたときでしょうか。どれも大切な場面ですが、教育はそれよりもずっと前から、すでに始まっていると私は思います。

教育とは、人を成長させ、現実の中で学びながら、体・心・精神をいきいきと育てていくことです。その成長は赤ちゃんの頃からすでに始まっており、朝日が少しずつ明るくなるように、ゆっくりと強まっていきます。つまり、子どもが初めて教科書を手にする前から、教育はすでに始まっているのです。

今の教育は、どこか流れ作業のように、勉強やスキル習得、仕事のための訓練だけが教育だと考えられがちです。もちろんそれらも大切ですが、それだけが教育のすべてではありません。

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