症状をAIに相談する前に知っておきたいこと
人工知能(AI)は現在、日常生活のあらゆる場面に浸透し、病気についての相談にも助言をするようになり、医師の存在を取って代わるかのような勢いも見せています。しかし専門家によれば、AIは患者に誤った情報を与える傾向があり、その結果、医師がその誤りを訂正するための対応に追われるケースが増えているといいます。
イギリス政府の首席医療顧問であり、イングランドの首席医務官でもあるクリス・ウィッティ氏は、3月上旬に行われた医学記者協会での講演で、人々がChatGPTなどのAIに自身の症状を相談した場合、AIは情報が不完全で判断しにくいことを認めるよりも、誤った情報を提示する傾向があると指摘しました。
同氏は、その背景として、AIが用いる大規模言語モデル(LLM)が、多様な医療問題に十分対応できるレベルに達していないことを挙げました。特に複数の疾患を抱える患者や希少疾患、あるいは異なる疾病パターンを持つ患者に関しては、対応が難しいといいます。
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