元宝塚劇団員や大学教授らが感嘆 世界各国で好評博す神韻公演に「夢の世界のようだ」
米ニューヨークに本拠を置く中国古典舞踊・音楽の芸術団、神韻芸術団は4月29日、兵庫県西宮市の兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールにおいて3回目の公演を行った。
神韻芸術団は、共産主義以前の中国の伝統文化における美徳と叡智を世界各地で披露しており、世界中の著名人や芸術家、政治家など各界から好評を博している。巧みな舞踊に色鮮やかな衣装、雄壮な音楽、そして豪華な3Dダイナミックバックスクリーンで、毎年一新された演目を披露する。
「私は神韻が大好きだ。信じられないほどの希望と類まれな精神の物語!世界中の人が観るべきです」ーエミー賞を受賞したジャーナリスト リタ・コズビー氏
「本当にファンタスティックな作品」「文化的に本当に素晴らしい。演技も舞踊も素晴らしい」ートランプ米大統領の次男エリック・トランプ氏
「言葉では言い表せない。驚嘆と感動…心奪われた舞台。まさに奇跡」ー米紙ラ・ヴォーチェ・ディ・ニューヨーク
「長き歴史を見せてもらった」大学教授が絶賛
医療系大学教授の島井健一郎さんも、神韻公演を鑑賞した感想として「すごく楽しめた」と述べた。
舞台作品に織り込まれた中国古典的な世界観について「日本で普通に生活していると、中国の人々が持つ伝統的な思想に触れる機会はなかなかない」としつつ、「孫悟空の誕生や、悪いことをすれば相応の報いを受けるという因果応報の物語など、ストーリーも面白く、大いに楽しめた」と語った。
神韻の演目は、古典舞踊や舞踊劇、中国楽器の独奏、声楽家の独唱など20の演目からなる。古典舞踊では各中国王朝の宮廷舞踊や民間舞踊、舞踊劇では歴史上の人物や神仙に関する故事や、『西遊記』や『三国志演義』といった古典的名作などがテーマとなっている。
舞台演出について、舞踊と映像技術の融合に強い印象を受けたとし「特に映像との融合が非常に印象的だった。娘も『映像の中に人が消えていった』と話し、驚きの声を上げていた」と述べた。
デジタル背景幕により、天上や各中国王朝の情景が観客の目の前に広がる。また、ダンサーが舞台と背景幕に映る世界を行き来したり、背景幕の中に入ったかのように見える演出について、多くの観客から驚きの声が上がっている。この技術は、神韻芸術団が特許を取っている。
オーケストラピットに構える楽団による生演奏についても「すごく気に入った」と語り、また「録音された音楽ではなく、生演奏が舞台下で行われているという点が、やはり迫力の違いに直結している」と称賛した。
舞踊や音楽を通して共産主義以前の中国の伝統文化を披露している神韻芸術団。佛教や道教、儒教が織りなす中国の伝統文化について、伝統文化が天や神との緊密につながっている点を感じたとし「感銘を受けた」「中国の長い歴史を垣間見ることができたのは、非常に嬉しかった」と述べた。
神韻芸術団は、中国の伝統文化を復興させるという使命を担っている。
さらに伝統文化の重要性について「伝統を大切にすることは当たり前だという感覚があり、日本人であれば先祖代々という意識もある。歴史をつなぐことは、自分が今どこに立っているかを教えてくれる学びであり、ごく自然なことだと思っている」と語った。
伝統文化の復興という神韻の使命についても、「応援します。伝統文化を復興してくれるのは僕もありがたいと思う」と述べた。
宝塚歌劇団元団員が称賛「色彩の美しさと素晴らしい舞踊などの融合が素敵」
元宝塚歌劇団花組娘役の紫鳳あけのさんは、公演後の取材に対し「色彩の美しさと、ダンサーの方たちの素晴らしい技術、それと映像との組み合わせが、すごく融合されていてすごく素敵でした」と語り、舞台芸術としての完成度の高さを激賞した。
演目の中では、『西遊記』を題材とした作品が特に印象に残ったといい「表現がすごく分かりやすく、コミカルな表現もすごく楽しめた」と述べた。
また「時間はあっという間でした」「表現力がすごくあって、技術もあって、全体的に見ていてすごくその場にいるような気分になった」と、舞台の臨場感に感銘を受けたという。
高難度の歌唱法「ベルカント唱法」を会得した声楽家による独唱についても「声も非常に美しく、背景幕に歌詞が映し出されていたため、歌声とともに内容も理解でき、深く感動した」と述べている。
歌詞の内容は「原点に立ち返る必要があるのではないかと考えさせられた」「自然に回帰し、人間本来の優しさや、自然に沿った生き方を見直すべきだという歌詞に感銘を受けた。本当にその通りだと思った」と述懐し、歌詞に共感したと語った。
紫鳳さんは「伝統はずっと続けないといけない。何千年も前からの舞踊や音楽をこうやって語り継がれたり、継続することの大切さをすごく感じる。美しいものがずっと続いてほしい」と語った。
舞踊劇の演目では、中国の各王朝や神話に物語をテーマとした演目から、「真善忍」を指針とする法輪功学習者が共産党政権の迫害に遭いながらも信念を貫く現状を描いた現代劇まで、歴史絵巻のような世界を展開する。
現代中国において法輪功学習者が迫害されている現状を扱った演目について「あのような場面を見ると、心が痛む。暴力や迫害がこの世界からなくなってほしいと思う。美しい公演の中にあえてあの場面が盛り込まれていたことは、やはり私たちは原点に戻って、優しいところを取り戻さないといけないのかなと思った」と語った。
著名ジャズバンドのサックス奏者「夢のような世界」と感嘆
著名なジャズバンド「アロージャズオーケストラ(AJO)」のサックス奏者の泉和成さんは、オーケストラの生演奏について「中国の伝統的なメロディにオーケストレーションという組み合わせを聞いたのは初めてだと語り、伝統楽器と西洋楽器の融合が極めて自然であった点を指摘した。
繊細な音色を紡ぎ出す中国古典楽器と壮麗な西洋の交響楽の融合が神韻の音楽の特徴だ。
「音響スタッフも大変だと思うが、生で聞こえる打楽器や、マイクを通じて届く弦楽器の音が違和感なく融合しており、その世界に完全に没入できる」と述べた上で「背景幕、生身の人間、音楽など、すべてがぴたりと一致しており、まるで夢の世界のようだ」と語り、音響設計を含めた総合的な舞台構築の完成度の高さを絶賛した。
「ソプラノ歌手の歌声も、演奏も、そして舞台裏の音響スタッフをはじめとする舞台に立たないスタッフのチームワークからも、良いものを作ろうという思いが伝わってくる。それが素晴らしい」
泉さんは舞台上のみならず舞台全体を支える構造的な精緻さに注目。観客の視線が自然と舞台上の演者に集中する一方で、その背後にある舞台転換の迅速さや、司会進行のわずかな時間を活用して精密に配置を整える舞台スタッフの協調に言及した。
「あれだけのものを形にするには、舞台スタッフも出演者も相当な訓練を積んでいると思うが、そこには中国の優れた伝統を継承し続けるという一本の筋が通っている。それがぶれることなくこれだけ高い水準で再現されていることに、深く感銘を受けた」と語った。
2006年に設立した神韻は今や8つの同規模の芸術団を持つに至り、それぞれ専属のオーケストラを擁している。毎シーズンの世界巡回ツアーで、神韻芸術団は5大陸の200以上の都市を訪れ、公演している。
(詳細は神韻公式サイト、チケット情報を参照)
大紀元は神韻芸術団の後援として、2006年の芸術団創設以来、観客の声を伝えています。