タンカー「ティファニー」は過去一年間、EOPL錨地を何度も往来していた(新唐人)

マレーシア沖に「影の石油拠点」 イラン原油 中国向けに密輸か

CNNはこのほど、マレーシア近海の一部海域が、監視の届きにくい「海上の石油積み替え拠点」となっており、イラン政権と中国共産党(中共)が、この海域を利用して石油取引を行っている疑いがあると報じた。

この海域はシンガポール海峡の東側入口付近にあり、EOPL錨地(びょうち)と呼ばれている。マレーシア半島の海岸から約43マイル、約69キロ離れており、マレーシアの排他的経済水域内にある。

4月21日、米軍はインド洋でタンカー「ティファニー」を拿捕し、船内に積まれていたイラン産原油190万バレルを押収した。CNNが衛星画像を分析したところ、このタンカーは当時、EOPLで積み荷を降ろすために向かっていた可能性があるという。

▶ 続きを読む
関連記事
3ヶ月に及ぶ紛争の損害賠償として、米国が管理下のイラン資産を湾岸諸国へ振り替える計画が浮上。停戦合意や核物質引き渡しを巡る米イ間の交渉が難航する中、イランによる周辺国への軍事攻撃と緊張が続いている
米イランの緊張が続くなか、イランのアラグチ外相は「イスラエル軍がレバノンから撤退しない限り戦争は終わらない」と主張。水面下で米イラン間の間接交渉が続くなか、停戦をめぐる駆け引きが激化している
アメリカ民主党主導のこの決議案は215対208で可決され、議員らは米軍をイランとの敵対行動から撤退させることを支持した
ルビオ国務長官は、米イラン交渉が進展と停滞を繰り返す背景に、イラン政権内部の分裂と意思決定の遅れがあると説明。交渉は二段階で進み、核問題での譲歩が制裁緩和の条件とした
トランプ米大統領は、イランが米国との停戦交渉を打ち切ったとの報道を「虚偽」と否定し、対話の継続を強調。核問題を巡る交渉に一定の進展が見られる一方、イラン指導部の不安定さが影を落としている