2026年3月4日、ホルムズ海峡のイラン沿岸付近における商船の通航状況(JULIEN DE ROSA / AFP via Getty Images)

タンカーがホルムズ海峡で襲撃を受け インドがイラン大使を召喚

イラン統合軍事司令部は18日、ホルムズ海峡を再び封鎖すると発表した。その後、インド外務省は声明の中で、インド国旗を掲げ原油を積載した2隻の船舶が同日、ホルムズ海峡を通過中に銃撃を受けたことを確認した。インドはイラン大使を召喚した。

18日、インド当局は声明を発表し、同日夜、インド外務省はイラン・イスラム共和国の駐ニューデリー大使モハマド・ファタリ氏を召喚し、インド外務次官ヴィクラム・ミスリ氏と会談させたと明らかにした。会談の中でミスリ氏は、インド国旗を掲げた2隻の船舶がホルムズ海峡で銃撃を受けた事件について、イラン側に深い懸念を表明した。

ミスリ氏は、商船に対する今回の重大な銃撃事件への懸念を改めて表明し、イラン大使に対し、インドの立場をイラン当局に伝達するとともに、インドへ向かう船舶への通航支援プロセスを速やかに再開するよう促した。

▶ 続きを読む
関連記事
世界の原油在庫が数年ぶりの低水準にある脆弱な局面において、世界経済は「エネルギーの喉元を締められる」厳しい試練に直面している。ただし同時に、これについて楽観的な分析を示す専門家もいる。
米国とサウジアラビアが30年間にわたる民生用原子力協力協定に正式に署名した。同協定は同国のエネルギー転換にとって極めて重要視されている。その一方で中東地域全体で危険な核軍拡競争を引き起こすと懸念の声も上がる
イラン大統領府向けの機密報告書で、国民の政府への怒りや政権不信が深刻化していることが明らかになった。80%超が食料不足に直面し、専門家は新たな抗議の可能性を指摘している
米エネルギー大手シェブロンが、イラクの油田への投資とシリア経由のパイプライン建設を検討している
米軍が来週にも、イランのエネルギー施設や発電所への空爆に踏み切る可能性があると報じられた。一方、トランプ氏は、イラン側が米国に接触し、合意を求めてきたと説明。さらに、米国人1人が釈放されたことも明らかにした