イラン ホルムズ海峡全面封鎖 電力施設および米国企業への攻撃を警告
イランのイスラム革命防衛隊は3月22日、トランプ米大統領がイランのエネルギー施設を攻撃するという警告を実行に移せば、ホルムズ海峡全体を封鎖する動きに出ると表明した。
トランプ氏は3月21日のSNS投稿から48時間以内に、テヘラン(イラン当局)が「脅威を与えることなく」ホルムズ海峡を完全に開放しなければ、米軍は「イランのさまざまな発電所を、まず最大規模のものから順に攻撃し、粉砕する」と述べていた。
この発表は、トランプ氏がイランに関する中東での軍事目標達成に「非常に近づいている」とし、開戦から4週目に入ったところで戦争を「終結させる」ことを検討すると示唆した翌日に行われた。
関連記事
米国とイランの和平合意発表を受け、原油価格が大幅下落。ホルムズ海峡の封鎖解除見通しで供給不安が後退し、価格は3月以来の低水準となった
米イランが19日に協定署名へ。だが真の試練は「合意の実効性」か。過去の閉鎖リスク再燃の懸念も
緊張続くホルムズ海峡で、米軍が表に出ない形で商船の通航を支援。通信や監視を駆使し、約40隻が通過した。護衛から「見えない関与」へ戦術転換が進む一方、攻撃リスクと制裁圧力の狭間で海運は依然不安定な状況にある
米軍がイラン国内やホルムズ海峡周辺で防衛的攻撃を実施した。自爆型ドローン4機を撃墜し、管制局を破壊した。米国政府高官は、この行動について停戦合意には違反せず、停戦維持を目的とした抑制されたものと強調した
イラン情勢の緊迫化を受け、ホルムズ海峡を迂回し、アラビア砂漠を横断する陸上輸送網の整備が急速に進んでいる