3月16日、ドバイ国際空港近くで発生した火災により煙が立ち上る(AFP via Getty Images)

イランがドローン空襲 中東のハブ空港で火災 黒煙上がる

イスラエル、アメリカ、イランの間の衝突は3週目に入り、緊張が一段と高まっている。戦闘はレバノン南部やガザ地区など複数の地域に広がっている。3月16日、イランはドバイ国際空港に対してドローン攻撃を行った。空港近くの燃料貯蔵タンクで火災が発生し、航空便の運航が一時停止した。

この攻撃による死傷者は確認されていないが、多数の便が一時的に欠航となった。2月28日に地域情勢が急激に悪化して以降、同空港が攻撃を受けたのは今回で3度目となる。

アラブ首長国連邦(UAE)政府は、イランの攻撃について「非理性的」かつ「違法」だと強く非難し、他国の圧力に屈しない姿勢を改めて示した。

同国のハシミ国際協力担当相は、「この行為は極めて違法であり、断じて容認できない。我々はアメリカと長期的な戦略的パートナー関係にある。この関係は危機の中でも揺らぐことはない」と批判した。

UAEはこれまで、自国領土を対イラン攻撃に利用させないと保証してきたが、イランは空港やタンカーなどの民間インフラを標的とした攻撃を続けている。UAE国防省によると、これまでの攻撃で6人が死亡した。

一方、イスラエル軍は同日、レバノン南部で「ヒズボラのインフラを対象とした限定的な精密作戦」を実施していると発表した。ロイターの映像では、イスラエル軍の装甲車がさらに広範囲に展開を進める様子を確認した。

また、米軍もイランに対する攻撃を継続している。米中央軍は同日、空母「リンカーン」がイラン沖で継続的に攻撃任務を遂行している様子を映した映像を公開した。クーパー海軍大将は、過去2週間で6千回以上の作戦飛行を実施し、イラン上空での航空優勢を維持していると明らかにした。

クーパー氏は「13日、米軍はハールク島に対して大規模な精密打撃を実施し、90か所以上のイラン軍事目標を破壊した。これには機雷やミサイルの保管施設などが含まれる」と述べた。

トランプ氏は「我々はハルク島を攻撃し、石油貯蔵施設を除くほぼすべてを破壊した。パイプラインはあえて残した。我々は本来このような手段を講じたくなかった。もし本当に必要があれば、わずか5分前に命令すれば、それを完全に破壊することもできる。だが長期的に見れば、イランが将来再建できるようにするためには、これは疑いなく正しい決定だと思う」と語った。

さらにトランプ氏は、イランがアメリカとの協議を強く望んでいるとの見方を示す一方で、イランはまだ変化の準備ができていないと指摘し、最高指導者の所在や生死についても不明だと述べた。

トランプ氏は「彼(モジタバ師)が死亡しているかどうかは分からない」と語った。

最近、複数のメディアが、イランの新最高指導者モジュタバ師が治療のためロシアのモスクワへ極秘に搬送されたと報じている。手配にはロシアのプーチン氏が関与したとされる。保護を与える可能性も取り沙汰されているが、いずれも確認できておらず、詳細は明らかになっていない。

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