ドナルド・トランプ大統領は、2026年3月5日にホワイトハウスを訪れた2025年メジャーリーグサッカー王者インテル・マイアミCFの訪問時に演説した(マダリナ・キルロイ/エポックタイムズ

トランプ氏の一言で原油価格が下落 イランのエネルギー戦に反撃 =経済ニュース

トランプ米大統領は記者会見で、戦争終結の兆しを示唆した。ホルムズ海峡での護衛を検討しているほか、石油制裁の一部免除を発表し、ベネズエラが1億バレルの石油を増産する見通しを明らかにした。これら一連のニュースを受け、国際的な原油価格は大幅に下落した。これに伴い、米国株式市場は下落から上昇に転じ、アジア株式市場も反発している。

原油価格が先日1バレル120ドルに迫ったことを受け、中国国内のガソリン価格は4度目の値上げとなった。中国国家発展改革委員会の通知によれば、3月10日午前0時より、国内のガソリン価格が1トンあたり695元、軽油が670元引き上げられた。これは2022年3月以来、最大の一斉値上げ幅である。3月9日の夜には、各地のガソリンスタンドで給油を待つ車が長蛇の列を作り、一部地域では「駆け込み給油」の現象も発生した。

TSMC(台湾積体電路製造)が発表した2月の売上高は約3176億台湾ドルで、前年同月比22.2%増となり、同月としての過去最高を更新した。AIチップの需要が引き続き旺盛で、TSMCの3ナノおよび5ナノプロセスの稼働率はフル稼働状態にある。先進パッケージングの供給不足も続いており、これが同社の今年上半期の業績を押し上げ、閑散期を感じさせない好調を維持している。

▶ 続きを読む
関連記事
日産自動車と部品サプライヤーは、電気自動車用モーター技術を開発し、新型リーフ電気自動車のモーターにおけるレアアース使用量を大幅に削減、中国産レアアース鉱物への依存を低減した。
【経営幹部必読】中国等を念頭に置いた国家主体の技術窃盗リスクが急増する今、技術流出対策は現場任せにできない「最重要の経営課題」だ。経産省「技術流出対策ガイダンス」第2版を紐解き、経営トップが主導すべき全社的な防衛策を解説する
日本の企業を取り巻く環境は、効率重視のグローバル化の時代から、地政学リスクを踏まえた対応が不可避な時代へと大きく転換している
中東紛争に関連するエネルギー供給の混乱により、景気後退並みの減速と物価上昇圧力の激化が懸念される
片山さつき財務相は10日の衆院財務金融委員会で、為替市場や原油市場における投機的な動きの加速に強い懸念を示し、政府として万全の対応を取る考えを強調した。