(HECTOR RETAMAL/AFP via Getty Images)

香港メディア 前中共外相 秦剛が副部級に降格 早期退職と報道

中国共産党(中共)の全国人民代表大会と中国人民政治協商会議(両会)が北京で開催されている。3月8日午前の主な日程は、王毅外相による記者会見だった。3年前の両会では、新任外相だった秦剛が国内外の記者会見を開いていたが、最新の情報によると、秦剛は副部級に降格され、早期退職した。

香港紙「明報」は3月8日、秦剛が昨年10月、北京国際音楽祭に姿を現したとの情報があると報じた。また翌月には、香港から北京を訪れていた香港人が、王府井の書店で秦剛を「偶然見かけた」という。その香港人は「確かに秦剛だった。キャップをかぶり、こめかみの髪はすでに白くなっていた」と語り、声をかけようとしたところ、秦剛は足早に立ち去った。

同紙は関係者の話として、秦剛は国家指導者級から副部級に降格され、早期退職したと報じた。「問題は『プライベート(男女関係)の問題』だったが、極めて悪い影響を及ぼした」とする。

▶ 続きを読む
関連記事
米国がイランへの二次制裁を拡大し、金融や海運など幅広い分野への圧力を強化した。イラン産原油の主要な買い手である中国では、銀行や金融システム、貿易への影響を中共内部で分析している
今年上半期、中国で新エネルギーによって発電された電力のうち、出力抑制で利用されなかった量は約360テラワット時 […]
中国で2026年上半期、100社を超える上場企業が税金や延滞金の追加納付を求められ、総額は77億元に達した。地方財政が逼迫するなか、企業への追徴課税や税務調査が強まっている
中国を製造大国へと導いた元首相・朱鎔基の足跡を辿る論評。WTO加盟や税制改革など現代の繁栄を築いた剛腕の功績と痛みを振り返り、現体制下で進む改革の形骸化を通じて全体主義の危うさを問い直す
中国恒大集団の創業者、許家印被告に違法な資金調達や業務上横領など8罪で無期懲役判決。全財産没収と不法所得の追徴も命じられ、恒大2社には計158億2000万元の罰金が科された