中国の臓器狩りを描くドキュメンタリー映画「ダビデとゴリアテの戦い(Davids and Goliath)」のスクリーンショット。2014年11月9日にカナダで開催されたハミルトン映画祭で最優秀賞を受賞、その他数々の賞に輝いた(Epoch Times)

中国・浙江省の34歳配達員が急病で脳死 臓器提供めぐり透明性に疑問の声

中国メディアの報道によると、東部の浙江省で34歳のフードデリバリー配達員が急病で倒れ、医師から脳死と診断された後、家族が7つの臓器と両眼の角膜を提供した。しかし、死亡に至る経緯や移植の適合(マッチング)過程について報道では具体的に触れておらず、ネット上では疑問の声が広がっている。

共産党の機関紙『杭州日報』が掲載した1月21日付の記事によれば、1991年生まれで浙江省義烏市の配達員だった欧超超さんは、1月15日未明に心拍と呼吸が突然停止し、緊急搬送された。丸一日にわたる救命措置の末、病院は脳死と診断した。1月16日、湖南省の実家に住む両親が夜通しで病院に駆けつけ、1月20日、関係者の説得を受けて欧さんの7つの臓器および2つの角膜の提供に同意したという。

浙江省紅十字会は、病院側が心臓1個、肝臓1個、腎臓2個、肺1個、小腸の一部など計7つの臓器と両眼の角膜を摘出し、1月21日までにすべての移植手術が順調に完了したと確認した。

父親は、生前の息子について「以前からよく献血をしていた」と語った。一方、ネットユーザーからは「記事には理解しがたい点が多い」と疑義を呈する見方が出ている。

▶ 続きを読む
関連記事
7月28日、M7.1、最大震度7の令和8年熊本地震が発生した。同日は、1976年の中国唐山大地震から50年の節目に当たる。公式発表まで3年以上を要した死者数を巡る疑惑や、発生前に相次いだ地震予報、47万人を救ったとされる「青龍奇跡」を振り返る
上海の病院で世界初の脳遺伝子編集治療を受けた6歳女児が死亡。家族は86万ドルを負担、リスク説明不足や倫理審査の不備、論文問題と隠蔽疑惑が浮上し、国際的波紋を呼んだ
中国・広西チワン族自治区で豪雨被害が拡大している。横州市の六藍ダム決壊をめぐり、当局は死者39人、行方不明者9人と発表したが、複数の地元村民は大紀元に対し、実際の死者数は千人規模に上る可能性があると証言した
小売はマイナス、自動車販売は16%減、不動産投資は16.2%減――。中国経済の悪化が止まらない。米中経済安全保障調査委員会は、中共が掲げる今年の成長目標「4.5~5%」も未達に終わると分析している。
中国・広西で洪水により養殖場が破壊され、約900匹のヘビが逃走。コブラ流出の懸念も広がり、住民の咬傷被害が発生、1人が死亡。産業への影響も懸念されている