帝国データバンクが2026年2月に実施した調査によると、消費税減税が自社に「プラス」と回答した企業は4社に1社にとどまった(写真:Shutterstock)

消費税減税 企業の「プラス」評価は4社に1社にとどまる =帝国データバンク調査

帝国データバンクは2026年2月13日、消費税減税が実施された場合に企業へ与える影響に関するアンケート調査の結果を発表した。減税が自社にとって「プラスの影響の方が大きい」と回答した企業は25.7%にとどまり、半数近くの企業が「特に影響はない」と受け止めている現状が明らかになった。

今回の調査は、2026年2月5日から9日にかけて実施されたものである。背景には、同年2月8日に投開票が行われた第51回衆議院議員総選挙がある。各政党が様々な公約を掲げる中、消費税の「減税」が高い関心を集める争点の一つとなっていたことから、企業現場での受け止めを把握するために行われた。

調査結果(有効回答企業1546社)によると、消費税減税による自社への影響について、「プラスの影響の方が大きい」とした企業は全体の25.7%であった。一方で最も多かった回答は「特に影響はない」の48.2%であり、「マイナスの影響の方が大きい」は9.3%、「分からない」は16.8%であった。

▶ 続きを読む
関連記事
厚生労働省が10月7日に公表した「毎月勤労統計調査」の2026年8月分結果速報によると、物価変動の影響を除いた1人当たりの実質賃金は、消費者物価指数(総合)を基準にすると前年同月比1.9%増となり、9か月連続で前年を上回った
原油価格の上昇やインフレ懸念を背景に世界的な債券安が進むなか、日本国債の利回り上昇は主要7か国(G7)の中で最も小幅にとどまった。日本は国内総生産(GDP)比で200%を超える政府債務を抱える一方、政府が保有する金融資産を差し引いた純債務は粗債務を大きく下回った。
日本銀行は金融政策決定会合で、政策金利を1.25%に引き上げることを決めた。1.25%は1995年以来、31年ぶりの高水準となる。利上げは前回から3か月ぶりで、これまでよりもペースを速めて利上げに動いた形となった。
総務省は2026年8月の全国消費者物価指数(2025年=100)を発表した。価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数(コアCPI)は102.0となり、前年同月比1.7%上昇した。
サウジ東西原油パイプラインが無人機攻撃で停止。赤澤経産相は、約200日分の官民備蓄と米国・UAEからの代替調達により必要な原油量は確保できると説明した。一方、中東情勢の不透明感で価格上昇が懸念される