イランのテレビ記者 生放送で「打倒ハメネイ」と発言
2月13日、トランプ米大統領は、中東に2隻目となる「ジェラルド・R・フォード」空母打撃群を派遣ことを確認した。一方で、交渉は成功するとの見方も示した。トランプ氏、交渉が失敗した場合、イランは「非常に厳しい事態に直面する」と警告し、強硬姿勢を示した。
こうした中、イランでは別の出来事も波紋を広げている。国営テレビの生中継で、記者が突如「打倒ハメネイ」と叫ぶ場面があり、映像はネット上で急速に拡散した。
米、中東へ空母増派 トランプ氏「交渉決裂ならそれが必要」
中東に2隻目の空母を派遣する理由について、トランプ氏は、「イランとの協議で合意が得られなかった場合に空母が必要になる。合意に至らなければ、われわれは合意を実現させる。合意が達成すれば、早期に撤収することもできる」と述べた。また「空母はまもなく出発する。すぐに出発する。中東に空母が展開している。必要ならすぐに展開できるよう準備している。非常に大きく、極めて強力な軍事力だ」と付け加えた。
トランプ氏の発言は、これまでの報道内容を裏付けている。複数の米メディアは、空母「フォード」を中心とする打撃群が中東に向かうと報じている。米海軍の空母「エイブラハム・リンカーン」を中心とする打撃群は、先月すでに中東海域に展開している。
イランのテレビ記者 生放送で「ハメネイに死を」と発言
イスラエル紙「エルサレム・ポスト」によると、11日、イランのテレビ記者が生中継の中で「ハメネイ打倒」と発言する出来事があった。
この映像はインターネット上で急速に拡散し、関心を集めている。
イスラム革命記念日の中継報道で、記者のムサブ・ラスリザデは現地の集会会場から参加人数の様子を伝えていた。しかし、締めくくりに「ハメネイ打倒」のスローガンを叫んだ。
事件後、イラン国営放送は当該州の放送責任者を解任し、複数の職員を呼び出して規律違反の調査を進めている。
「ハメネイ打倒」は、最近の反イラン政府抗議で繰り返し用いられているスローガンの一つとなっている。