バナナは食べ方次第で滋養食にも 毒にもなる
60歳の台湾人女性は、高血圧・高血糖・高脂血症に加え、腎臓病を抱えていました。彼女は普段から、排便を助ける目的で毎日バナナを1本食べる習慣がありましたが、ある日突然意識を失って病院へ搬送されました。検査の結果、血中カリウム値は7.2mEq/Lと異常に高く、高カリウム血症による重度の不整脈を起こしていたことが判明しました。幸い治療が間に合い、一命を取り留めることができました。
また別の例では、若い女性が安売りのバナナを購入し、1日3食で合計21本も食べてしまいました。その夜、体調不良を感じてベッドから起き上がった際に意識を失い、目が覚めると頭を強く打って大きなこぶができていました。この女性も検査の結果、高カリウム血症と診断されています。
バナナは栄養価が高く、血圧の調整、血糖の安定、睡眠の質向上や便通改善に役立つ果物です。しかし、摂りすぎたり、体内のカリウムをうまく排出できない状態では、本来は健康によい食品が、命に関わるリスクをもたらすこともあります。
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