上海の清掃員(JOHANNES EISELE/AFP via Getty Images)

清掃作業員が超長時間労働を告白 習近平の発言が物議

旧正月を控え、最近、習近平が地方を視察する、いわゆる「慰問」を行った。国民に寄り添う姿勢を示す狙いだったが、中国共産党(中共)中央テレビが放送した慰問動画が物議を醸している。

映像では、習近平が数人の清掃作業員と会話を交わし、1日の勤務時間について尋ねた。女性作業員の1人はカメラの前で笑顔を見せながら「朝から晩まで、十数時間です」と答えた。

この発言に対し、ネット上では「事実上、長時間労働を暴露したようなものだ」と驚愕した声が上がった。

▶ 続きを読む
関連記事
中国で出生数の減少が教育現場を直撃している。2025年の幼稚園専任教員は前年比約22万人減。園数・在園児数も減少し、師範系大学では就学前教育の募集停止や学科再編が広がっている
中国当局は7月の新型コロナ新規感染を52万2千件と発表。発熱・救急外来での陽性率は5週連続で上昇し21.2%に達した。一方、実際の感染規模や死亡者数を巡り、情報公開の不透明さを疑問視する声も広がっている
南京大学数学学院の元学院長が「もうやりたくない」として辞任。研究者が管理職を離れる背景には、研究時間を圧迫し成果に直結しにくい行政業務の重い負担がある
中国・深センの智博通電子が製造する20機種以上のルーターに、バックドアが組み込まれていたことが判明。35秒ごとに中国で登録されたドメインと通信し、遠隔操作や同一ネットワーク内の機器へのアクセスに悪用される恐れがある
中国で遺言書を作る若者が急増。30歳未満の作成者は前年比42.3%増、平均年齢も13年連続で低下している。友人の事故を機に公証処を訪れる若者や、ゲームアカウントの相続を望む人など、財産分与だけでなく思いや人生の記録を託す新しい遺言のあり方が広がる