日本衆院選が公示 高市首相「過半数取れなければ辞任」(Buddhika Weerasinghe/Getty Images)

衆院選が白熱 高市首相が各地で支持拡大

第51回衆議院選挙はすでに2週目に入り、各政党が相次いで選挙公約を打ち出し、選挙戦は本格化している。高市首相は各地で支持を集めており、選挙戦は終盤に向けて激しさを増している。

自民党総裁でもある高市早苗首相は、日本各地で相次いで街頭演説を行い、自民党公認候補の応援に立っている。演説会場はいずれも人で埋め尽くされ、その盛況ぶりは選挙史上でも極めて珍しい光景だとされる。国民の間では、高市首相の続投に対する期待が高まっている。

有権者からは「高市さんに頑張ってもらいたいなと思います。やはり強い日本、侮られない日本、そういった国にしていただきたいなと考えています」との声が聞かれた。

別の有権者は「高市総理が頑張っているのを知っているので、個人的には応援したいですし。自民党さんは東日本大震災時とかもいろいろと頑張ってくれたと思うので、僕は個人的には自民党さんを応援したいなと思います」と話した。

「高市さん支援します。安全保障もそうだし、経済もそうですし」との声も寄せられている。

高市早苗氏は、最初の所信表明演説で、防衛費を前倒しでGDP比2%まで引き上げる方針に言及した。多くの国民は、国家の安全を守るためには防衛費の増額は避けられないと受け止めている。

有権者からは「きちんと自分で自分の自国を守るという必要な防衛力はお金がかかるのはしょうがないかなと思います」、「日本の国はやはり日本が自分たちで守っていかないといけないかなと思います。やはりどこでもいろいろなところで紛争も起きていますし、やはり危機感を持っていなきゃいけないなと思っています」との意見も聞かれた。

さらに、「国を守るのであれば、それはそれでいいとは思う。それは何かどっかの国じゃないですけど。何かわあわあ言ってくるし、ミサイル飛ばしてくるしみたいな、その辺があるんだから、防衛しているので、ああ言って当然だとは思う」との声も上がっている。

高市政権は政権発足後、「反スパイ法」の制定に改めて意欲を示し、多くの国民の支持を得ている。

ある有権者は「やった方がいいと思います。国がマイナスになるようなことを阻止しないといけない」と述べた。

情報戦略アナリストの山岡鉄秀氏は、「外国からの影響が相当強くなっているのでないのかということについて、一般国民も感じられるようになってきている。ですから、これはスパイ防止法制定ということに対して、あまり大きな反対意見というのは出てこない」と指摘。「むしろそれがないのは日本だけ、それ自体が異常なのでないかという認識が広まってきている」と語った。

このほか、高市内閣が打ち出す減税や賃上げなどの経済政策も、国民から好意的に受け止められている。

有権者は、「ガソリンのお金とかも下がったり、あと年収とか税金の108万円の壁とかも上がっていると思うので、そういうところをまた今後頑張ってほしいなと思います」と語り、別の有権者も「下げてくれるなら万々歳なんですかね。消費税に限らず、いろいろな税金とかもそうですけど」と述べた。

今回の衆議院選挙には、1280人を超える候補者が立候補している。国民の声が高市氏の期待どおり選挙結果に反映されるのかは、2月8日に明らかになる。

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