2025年6月4日、ロンドンにあるMI5本部(Shutterstock)

米司法省文書 アンドルー王子と習近平の密接な関係示唆

米司法省が最新で公表したエプスタイン関連文書により、イギリスのアンドルー王子が習近平と「かなり長時間にわたり共に過ごしていた」ことが明らかになり、注目を集めている。アンドルー王子はこれ以前にも、中国共産党(中共)のスパイ事件との関係で警告を受けていた。

米司法省は1月30日、ジェフリー・エプスタイン関連の300万点を超える文書を公表した。その中には、2015年11月にエプスタインが、億万長者投資家でリンクトイン共同創業者のリード・ホフマンに送った電子メールが含まれている。

このメールによると、イギリスのアンドルー王子(称号剝奪後はアンドルー・マウントバッテン=ウィンザーと改称)は、中共の高官らと多数の接触を持っていたとされる。エプスタインは大規模な性的人身取引事件に関与したとして拘束され、2019年8月、収監中に死亡している。

▶ 続きを読む
関連記事
英国メディアは、英高官や歴代首相側近の携帯電話が中国共産党系ハッカーに侵入されたと報じた。首相訪中と重なり、国家安全保障への懸念が強まっている
チェコ警察は1月22日、中国共産党(中共)の情報機関と関係を持っていた疑いがある人物を拘束したと発表した
1月20日、英政府は中共のメガ大使館を承認したと発表。国家安全保障への影響を懸念する声が根強い中での決定となり、政界や安全保障の専門家の間で改めて議論が広がっている
台湾の元テレビ局で、現在はネット配信を中心に活動する「中天」の記者兼キャスターが、スパイ活動に関与した疑いで拘束された事件を巡り、台湾の政党「台湾基進」は、記者個人の問題ではないとして、同局の関与を含めた徹底調査を求めた