2014年12月17日、ロストフ・ナ・ドヌにあるロストフ・ヘリコプター社(ロシアン・ヘリコプターズの子会社)の工場で、作業員がMi-28NE「ナイトハンター」軍用ヘリコプターを組み立てていた (Photo credit should read SERGEY VENYAVSKY/AFP via Getty Images)

中東大戦の前夜か? イランがロシア製攻撃ヘリを受領

中東という火薬庫に、また一つ薪がくべられた。軍事ニュースサイト「Army Recognition」は1月29日、ロシアメディアの情報を引用し、イランがロシアから購入した最初のMi-28NE「ナイト・ハンター」攻撃ヘリコプターを受領したと報じた。

これは、両国が2023年に締結した軍事購入協定において、初めて実際に引き渡された重装備である。現在、このヘリコプターはテヘラン市内の施設で検査を受けており、いつでも配備可能な状態にあると広く見られている。

報道によると、Mi-28NEはロシアが輸出用に特別設計した重攻撃ヘリコプターであり、非常に強力な火力を備えている。30mm機関砲、対地ミサイル、ロケット弾を搭載し、地上および空中目標の双方を攻撃可能だ。また、抗堪性(攻撃への耐性)が強調されており、低空、かつ昼夜を問わない環境下で、空中強襲、偵察、防空制圧など多岐にわたる任務を遂行できる。

▶ 続きを読む
関連記事
核交渉が続く一方で軍事準備も進み、米国とイランの緊張が急速に高まっている。関係者によると、数日以内に軍事衝突が起きる可能性もあるという
米国とイランの第2回核協議がジュネーブで終了した。一方でイランはホルムズ海峡で実弾演習を実施し、海峡を一時封鎖。中東情勢の緊張が改めて浮き彫りとなった
イラン外務省のタクトラバンチ外務次官は、核協議を巡り譲歩する用意があると表明した
13日、トランプ米大統領は、中東に2隻目となる「ジェラルド・R・フォード」空母打撃群を派遣ことを確認した。また、イラン国営テレビの生中継で、記者が突如「打倒ハメネイ」と叫ぶ映像がネット上で急拡散
2月12日、トランプ米大統領は記者会見で、イランは速やかに核合意を締結すべきだと述べ、応じなければ極めて深刻な結果に直面すると警告した。ヴァンス副大統領は、米イラン交渉が決裂した場合に備え、代替の選択肢があると示した