(Photo by LIU JIN/AFP via Getty Images)

張又侠拘束後 中共軍内で隠語が蔓延 嵐の前の静けさが漂う

中国共産党中央軍事委員会の張又侠副主席と聯合参謀部の劉振立参謀長が調査対象となった後、軍内の動揺が激化している。時事評論家の真飛氏が29日に明らかにしたところによると、中共第31集団軍の退役軍官が、現在中共軍隊内で一つの隠語が流布していると明かした。その隠語は「你是團宣傳幹事吧?(あなたは団宣伝幹事ですか)」というものだ。職位を尋ねているように聞こえるが、実際には皮肉であり、同時に探りを入れている。

この言葉はテレビドラマ「高山下的花環(高山の下の花輪)」に由来する。劇中のこの宣伝幹事はコネで前線部隊に配属され、何もしないのに一等功を立て、本当に命がけで戦った兵士はかえって評価されなかった。

このため、この言葉は軍内で3つの意味を持つ。第一に政治工作系統の地位を皮肉り、彼らが裏口入隊で軽蔑されていることを暗示する。第二に「臨時工」身分を示唆し、本当に命がけで戦うつもりはないことを意味する。第三に裏切りの意味を暗示し、真の軍事指揮官が犠牲になったのに、政治工作幹部が功績を横取りすることを指す。

▶ 続きを読む
関連記事
台湾の著名司会者・蔡康永氏が民進党候補の選挙集会に出席したことで、中国での広告やインタビュー記事、番組が相次いで削除された。元産経台北支局長矢板明夫氏は、中国で稼ぐことは「悪魔から小遣いをもらうようなものだ」と指摘
中国共産党がチベットでドローンや顔認識、AIを組み合わせた監視体制を拡大している。法輪功学習者への監視や、生体認証・予測型警務、海外への統治手法の広がりも報告されている
習近平の健康状態をめぐり再び注目が集まっている。米メディアは、訪米時に中国側が5時間の休憩時間や専用休憩室を求め、歩行距離や立っていられる時間まで考慮して日程を組んだと報じた
習近平の9月の訪米で、中国側がホワイトハウス内の専用休憩室を要請し、日程には約5時間の空きが設けられたと米紙が報道。健康状態への関心が再び高まっている
中国共産党では第21回党大会に向けた人事が動き始めている。高級幹部の高齢化と世代の断層を背景に、1970年代生まれの幹部が中央委員会にどこまで進出するのか。習近平体制の人事と有力候補を分析