2025年7月9日、北京市内のスーパーマーケットで野菜を選ぶ市民。(Wang Zhao/AFP via Getty Images)

雲南「毒サツマイモ」湖北「毒野菜」中国各地に流通  食品安全不安爆発

中国で、最近、雲南省や湖北省の一部農家が猛毒の農薬を使用してサツマイモや野菜を栽培していたことが明るみに出た。食品安全管理のずさんさに対し、当局の対応を疑問視する声が上がっている。

中国国営メディア・中央テレビ(CCTV)の報道によると、雲南省建水県小曠野村のサツマイモ栽培地区では、「ジアファンリン(甲拌磷)」と明記された農薬袋や瓶が多数、畑の近くに投げ捨てられていたという。

ジアファンリンは高毒性の有機リン系農薬で、国際がん研究機関により「2B類発がん性物質」に分類されている。2022年9月1日に生産が禁止され、2024年9月1日から販売および使用は禁じられた。しかし現地では、一部の良心なき農家がコスト削減や収量・外観の向上を目的に、この農薬を「秘密兵器」として使い続けているという。

▶ 続きを読む
関連記事
7月28日、M7.1、最大震度7の令和8年熊本地震が発生した。同日は、1976年の中国唐山大地震から50年の節目に当たる。公式発表まで3年以上を要した死者数を巡る疑惑や、発生前に相次いだ地震予報、47万人を救ったとされる「青龍奇跡」を振り返る
上海の病院で世界初の脳遺伝子編集治療を受けた6歳女児が死亡。家族は86万ドルを負担、リスク説明不足や倫理審査の不備、論文問題と隠蔽疑惑が浮上し、国際的波紋を呼んだ
中国・広西チワン族自治区で豪雨被害が拡大している。横州市の六藍ダム決壊をめぐり、当局は死者39人、行方不明者9人と発表したが、複数の地元村民は大紀元に対し、実際の死者数は千人規模に上る可能性があると証言した
小売はマイナス、自動車販売は16%減、不動産投資は16.2%減――。中国経済の悪化が止まらない。米中経済安全保障調査委員会は、中共が掲げる今年の成長目標「4.5~5%」も未達に終わると分析している。
中国・広西で洪水により養殖場が破壊され、約900匹のヘビが逃走。コブラ流出の懸念も広がり、住民の咬傷被害が発生、1人が死亡。産業への影響も懸念されている