張又俠失脚後 中国各界 民衆抗議や軍内部動向を注視
張又俠と劉振立が拘束されたとの情報は、ここ数日、国内外で大きな注目を集めている。中国本土の複数の学者やメディア関係者は、これを中国共産党(中共)高層部における大規模な権力闘争とみる一方、党内部の深刻な分裂状態を示すものだと指摘している。また、中国では今後、民衆の抗議行動や軍内部の動きなど、先行きの見通せない事態が生じる可能性があり、中共体制が急速に揺らぐとの見方も出ている。
北京在住の学者・劉さんは、今回の張又俠の拘束について、中共最高指導部の分裂が露呈しただけでなく、習近平が人心を掌握できず、求心力を失っている実態が明らかになったと指摘した。
劉さんは、「習近平の周囲にいる人間は、本心から彼に従っている人物は1人もいない。表向きこそ従っているように見えるが、すでに心が離れ、同じ陣営にいながら別の思惑を抱いている。私は、これはむしろ前向きな兆しだと見ている。こうした状況は、中共が近い将来、必ず行き詰まり、崩壊に向かうことをはっきり示している」と語った。
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専門家からは、張又俠・劉振立の失脚が中共軍の作戦運用や意思決定に影響を及ぼす可能性があり、台湾海峡情勢への波及を注視すべきだとの指摘が出ている
張又俠の失脚が発表されて以降、中国軍内部からは公式な支持表明が出されておらず、専門家は張と習近平の権力闘争が続いている可能性を指摘している
関係者によると、張又俠は中央軍事委員会本部の八一ビルで内部会議に出席する直前、関係当局によってその場で連行されたという
中国本土のネット上では、全国民・全軍に対して蜂起を呼びかける「全国人民に告ぐ」と題する文書が出回っており、大きな議論を呼んだ