イランの蜂起は中国の体制移行にどう影響するか?
数週間にわたり本格化していたイランの聖職者統治に対する反乱は、1月下旬までに一時休止状態に入ったように見える。最高指導者アヤトラ・アリ・ホメイニ・ハメネイ師の下で、聖職者勢力が抗議者に対する大規模な殺害をエスカレートさせたためだ。
この休止は、バラバラだった中国共産党(中共)の指導部、および孤立していた名目上の共産主義指導者、習近平に大きな希望を与えた。習はここ数日、宿敵である張又侠将軍に対し、公然と、かつ一定の成功を収めつつ反撃に転じている。イランの反乱の休止と、米国が約束した支援の遅れという最近のメッセージは、国際社会、特に米国からの反応を恐れることなく、さらなる公衆弾圧を強化できることを北京に示した。
その解釈はこうだ。「イランはベネズエラではなく、中国本土はイランでもベネズエラでもない」。
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現在、中国の首都北京で開催されている中国共産党の重要政治会議「両会(全国人民代表大会および中国人民政治協商会議)」で、全国政協主席で序列4位の王滬寧が、習近平に対して頭を下げ腰を折るように礼をする場面が見られた。中国政治において異例の行為とされ、国内外の注目を集めている
最新の情報によると、中共の秦剛前外相は、「国家指導者」から副部級(次官級)へと降格し、早期退職したという
ハドソン研究所のジネブ・リブア研究員は、「壮絶な怒り作戦」が習近平と中共の戦略構想に多方面で深刻な打撃を与えたと指摘し、習近平は対応に追われ、中南海の指導部も足並みを乱している
マドゥロ氏逮捕とハメネイ師殺害作戦から、独裁政権の崩壊には側近の離反や内部情報の流出が大きく関わっていると見られる。中国共産党党首の習近平の周辺にも同様の内通者が存在する可能性があるのではないか
複数のメディアは、ハメネイ師の死後、中共とイランの外相が電話会談を行い、在イラン中国大使館に対してすべての機密資料を直ちに廃棄するよう指示したと報じた。対象には「中・イラン25か年包括的協力協定」の具体的な実施計画も含まれていたという